おはようございます。
昨晩の米株式は反落。米7月小売売上高は前回の前月比+1.0%から横這いの+0.0%となり伸びが鈍化。市場予想の+0.1%を下回っています。消費の底堅さは確認できたものの、物価高で一部の消費者が必需品以外の購入を減らしていることが示されました。株価は個人消費を巡る不透明感が意識され、ダウでは5営業日続伸してきた流れを止めています。NYダウは前日比171.69ドル安の33980.32ドル、ナスダックは前日比164.425ポイント安の12938.123、S&P500は前日比31.16ポイント安の4274.04。FOMC議事要旨では多くの参加者が過度な金融引き締めに対するリスクを認識していることが明らかとなり、市場はややハト派的な受け止め方で利上げ観測は後退しており、FEDウォッチを見る限りでは徐々に9月の利上げ幅を75bpではなく50bpを織り込んできているとみられます。直近では25-27日に開催されるジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)で再びFRBの姿勢を確認することとなります。
【金標準先物 日足】
昨日日本時間15時以降米長期金利の上昇傾向が続き、ドル建ての金価格は軟調な地合いが続きました。NY金12月限は前日比13.0ドル安の1776.3ドルでセツルメントをつけ時間外も軟調な展開でしたが、FOMC議事要旨が公開されるとハト派的な内容と解釈されたことで一時的に反発。ただ上昇にも勢いを欠き、金融政策の行方については今後の経済データ次第ということもあり方向感が掴めないといった様子。基本的にはドル高が高い水準で維持されていることからドル建て価格では上値が抑えられる一方で、ドル円の堅調さから国内円建て価格は下げきれず持ち合いの様相。【白金標準先物 日足】
3900円台で方向感の欠く展開が続いています。国内外ショートカバーによる反発が一巡し次のきっかけを欲しているような動き。NY白金は200日移動平均線に上値を阻まれ調整安を強いられている様子ですが一目均衡表ではゴールデンクロス後に雲を一時上抜けてきており買い方が優勢になりつつあるとみられます。米国の景気減速(リセッション)懸念よりも利上げ鈍化の観測から市場に安心感が広がってきた場合には投機的な対象として捉えられやすいのでは?再度4000円超えを試してくる展開を予想しています。
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