おはようございます。
注目された米6月消費者物価指数は前年比で前回値+8.6%から大幅に上昇し+9.1%と市場予想の+8.8%を大きく上回りました。急速な利上げペースが続くとの見方から景気減速懸念が強まり米株式は続落となっています。米長期金利は逆イールドが拡大。ボスティック・アトランタ連銀総裁は「すべてのことが検討対象になる」と1%の政策金利引き上げにも含みを持たせています。米株式はNYダウが前日比208.54ドル安の30772.79ドルで4営業日続落。航空会社の決算も燃料費高騰が収益を圧迫し1株当たりの利益が市場予想を下回った内容となっています。ナスダックは前日比17.146ポイント安の11247.582で3営業日続落。長期金利低下が下支えしましたがプラス圏は維持できず。S&P500は前日比17.02ポイント安の3801.78で4営業日続落です。
【金標準先物 日足】
7650~7550円をコアレンジに持ち合いが続いています。ドル建て価格の下落を円安ドル高が円建て価格を支えている動き。ユーロドルがパリティ割れとなった7/12の米市場ではNY金は39万枚の出来高で総取組高が54万枚台に急増。市場では対ユーロでドル買いが投機的に進んでいるとみられ金売りも投機的な動きに組み込まれているような動きとなっています。時折、牽制はされながらも円安が進んでいる日本市場においては下げきれない環境と考えます。【白金標準先物 日足】
NY白金の総取組高も増加傾向が続いており2021年9月以来の75000枚超えまで増加。NY市場では投機売りが相場を押し下げているとみられ国内円建て価格は浮かびきれず。アルミや銅などの産業用鋼材価格も高いCPI上昇率を受けて景気減速懸念から警戒感が強まっています。しかし円建て価格は「円安ドル高」が24年ぶりの水準まで進んできており下げきれない環境は他貴金属・商品と同じ様子。
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