金 NY200日移動平均線上に回復

おはようございます。

米株式市場は終盤持ち直しをみせたもののセンチメントが弱い環境。SNS運営企業の業績予想引き下げを受、広告収入に依存する同様のハイテク・IT株が売られナスダックは値下がり。NYダウは前日比48.38ドル高の31928.62ドル、ナスダックは前日比270.827ﾎﾟｲﾝﾄ安となる11264.448で取引中の年初来最安値11035.688（5/20）は下回らなかったものの終値の年初来安値を更新。S＆P500は前日比32.27ﾎﾟｲﾝﾄ高の3941.48。また昨晩発表された米4月新築住宅件数は前月比16.6％と大幅に減少。住宅ローン金利の上昇が大きく影響していることが浮き彫りとなっています。景気悪化懸念から債券が買われ米長期金利は大きく低下。米10年国債利回りは2.754％と4/26以来約1か月ぶりの低水準。ドル金利の低下でドル円もドル安円高の動きで126円台での推移。

【金標準先物　日足】

NY金6月限は前日比17.6ドル高の1865.4ドルと4日続伸。米景気の先行き懸念から安全資産買いの動きが広がりました。SPDR金ETF残高は横ばいでかわらず。一方、米長期金利低下でドル円は126.35円（23:31）までドル安円高が進んでおり国内円建て価格の上値を抑えています。今朝は7586円（08:45）で始まっておりやや軟調な展開。今晩（日本時間26日03:00）に米5月FOMC議事録が公開されるのを控え、出来高の薄い状況です。NY金は200日移動平均線上を回復し出戻りムードですが、ややドル円は円高傾向で綱引き状態。

【白金標準先物　日足】

円高が重しとなりレンジ内の中で軟調な地合い。ECBラガルド総裁は7－9月期までにはマイナス金利を脱するとの認識を示していますが、緩和策から引き締め策への転換は急ぐ姿勢が見られず、いまだにドル＞ユーロの環境は続いている模様。

 

 

 

 

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