米株式は週明けに中国でのコロナ感染拡大による上海でのロックダウン継続、北京での一部外出制限がおこなわれたことで中国景気減速が懸念されたことから続落でスタートしました。しかし売り一巡後は金利低下によって売られていたハイテク株に割安感が生まれ買い戻される展開。またイーロンマスク氏によるツイッターの買収が契約締結したことを好感して市場に買い安心感が広がったようです。NYダウは前日比238.06ドル高の34049.46ドル、ナスダックは前日比165.559ポイント高の13004.852、S&P500は前日比24.34ポイント高の4296.12。ドル円相場は今週の日銀金融政策決定会合を控え大きな動きはみられず。
【金標準先物 日足】
昨日MACDのデッドクロスや新値足陰転などテクニカル指標でも上昇相場の転換が示され、本日も続落となりました。安値は夜間立ち合い中、円相場が127.50円まで円高に進んだタイミングで7740円(00:44)まで下げ4/20高値8160円から5営業日で420円の下げ幅となりました。NYドル建て価格は6月限で1891.8ドル(21:49)まで売られる場面がありましたが、株式市場もオープニングから徐々に切り上げ、米長期金利の低下をみて買い戻され、1900ドルを回復。本日2023年4月限が発会し7796円でスタート。7764円(10:32)まで売られた後7816円(13:53現在)まで上昇しています。4/20高値からまだ日柄が5営業日と短く調整色はまだ抜けずらいものの、直近高値からの下げ幅は3/9高値7672円から3/16の7226円まで6営業日で446円値下がりした時に匹敵する急落となっています。連休前で積極的な商いが手控えられがちですが、価格的には調整十分となり、日柄を経過しながら徐々に再び回復していくと考えます。28日の日銀の金融政策、5/4米FOMCの内容によっては再度円相場が下支えする展開になってくることを予想しています。【白金標準先物 日足】
3月以降の下値レベル3700円まで再び舞い戻ってきました。中国経済の景況感悪化によって自動車触媒需要が落ちむ見通しから急落したものとみられますが、3700円以下では3月以降切り返していることもあり3700円は買い安心感があるように捉えています。とりあえずはまた4000~3700円レンジの動きとなりそう…。
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