おはようございます。
ウクライナ情勢をめぐり先行き不透明感が増しています。ロシアとウクライナの両者代表団は2回目の停戦協議をおこない、人民が避難するための人道回廊を設けることで合意しましたが、停戦への進展は依然みられずに終わっています。米パウエル議長は上院にて前日の下院議会証言に続きインフレへの懸念を表明し3月FOMCにおいて利上げをする方針を表明しています。ロシアウクライナ情勢の影響ではしばらくインフレ圧力が強まるとの見解を示しており、利上げ姿勢とインフレ圧力の不透明感が投資家心理を一層冷やしているようです。NYダウは前日比96.69ドル安の33794.66ドル、ナスダックは前日比214.075ポイント安の13537.941、S&P500は前日比23.05ポイント安の4363.49。米長期金利も低下し、長短金利も縮小。
ウクライナ原発への砲撃については情報が錯綜しています…。
【金標準先物 日足】
ウクライナ情勢の悪化懸念からNY金は安全資産への逃避買いが続いています。昨晩は前日比13.6ドル高の1935.9ドル。日本時間に入り、ロシア軍がウクライナのザポリージャ原子力発電所に砲撃を加えたとの報道から一時1950ドルを超える上伸の場面も。停戦交渉は次回3回目もおこなわれる予定ですがロシアのプーチン大統領はあくまでウクライナの非武装化を要求しており、目的が完結されるまでは侵攻、攻撃を継続する方針とみられます。ザポリージャ原発に被害が及ぶとチェルノブイリ原発の10倍以上の汚染被害が出るとウクライナ側は発表しており混沌とした展開が止みません。ロシア中央銀行が外貨準備高で最大に保有しているユーロは対ドルで年初来安値を更新。金については2年ぶりに購入を再開し外貨準備高を増やすとみられています。国内は一時7217円(9:55)と昨晩の夜間立ち合いの高値7216円を一文更新。先週末でも依然として買い方(海外投資家)・売り方(個人玉・法人玉)の市場構造は変わっておらず、再度最高値(7269円)更新に向かう展開と捉えています。【白金標準先物 日足】
昨晩夜間立ち合いで5営業日ぶりに4000円台を回復。NY白金は総取組高65,000枚を超え、わずかずつながら粛々と増加傾向が続いています。昨日は原油価格が一時115ドルを超えるなどの波乱含みの動きが続いていますが、インフレ圧力が強まっているのは確か米期待インフレ率は2.73%まで上昇。米実質金利(米10年インフレ連動債)はマイナス0.85%とコモディティ市場の押し上げ要因は強まっています。トレンドを維持しながらの着実な右肩上がりの動きが続いています。
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