おはようございます。
昨晩の米市場はプレジデントデーで祝日のため休場でしたが、株式やコモディティーは時間外の電子取引でウクライナ情勢を巡り大きく反応しています。日本時間AM3:00をまわったところで露プーチン大統領がウクライナ国内の親ロシア派が実効支配する2州「ドネツク人民共和国」「ルガンスク人民共和国」の独立を承認する予定との報道が伝わり、リスク回避の動きが強まりました。米国や欧州連合はロシアに制裁を科すと発表し投資家心理を悪化させています。
【NY金 週足】
【金標準先物 週足】ロシアウクライナ情勢を巡り、地政学リスクの高まりから安全資産への逃避先として「金」が投機マネーを呼び込んでいます。国内円建て価格では昨日7041円/gをつけ史上最高値更新しました。地政学リスクの他、国内では『円の価値低下』、いわゆる『円安』も国内円建て価格の押し上げ要因にもなっています。実際、2年前のドル建て価格最高値は2089.2ドルと現在値から約180ドルほどの開きがある状態で、世界的なインフレヘッジニーズによってドル建て価格が上昇していくことになると、国内円建て価格は為替の動きを鑑みても上昇余地は広がっていく可能性があります。今日にもウクライナ国内2州の独立を承認したロシアに対する米欧の経済制裁が発表される見通しですが、ロシアからの資源供給停止など世界経済に与える影響は大きなものとなりそうです。【白金標準先物 週足】
ウクライナ情勢によるリスク回避の動きで下げるかと思えば、「金」高騰の影響も受けたりと不安定な動きを繰り返していますが、大まかな流れは昨年12月からの上昇基調のなか。週末に4000円に達してから反落したものの3900円を下支えにして堅調な動きになっているように映ります。今後ロシアに対する経済制裁が科せられるとロシアからの資源供給も滞る可能性も高くなり、特に電力価格の高騰などが問題視されてくるとみられます。インフレへの警戒は益々強くなっていくことにありそうです。
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