2022年2月15日火曜日

金 16日にもウクライナ侵攻?

 おはようございます。

依然としてウクライナ情勢の緊迫化が続いています。プライス米国務省報道官は「ロシア側に緊張緩和の兆しがない」としており、また英首相報道官も今週ロシアがウクライナに侵攻する可能性が高いとしています。大陸続きの欧州では株安の傾向が強まり有事に弱い航空株やロシアと関連性の深い企業の株が売られているようです。米株式市場もウクライナ情勢を警戒し続落。NYダウは前日比171.89ドル安の34566.17ドル、ナスダックは前日比0.235ポイント安の13790.919でほぼ変わりなく、S&P500は前日比16.97ポイント安の4401.67で続落となっています。米金融政策関連ではブラード・セントルイス連銀総裁が7月までに100bpの利上げが望ましいと連日タカ派発言を繰り返しています。ブラード総裁は2022年のFOMCメンバー。

【金標準先物 日足】

ウクライナのゼレンスキー大統領が14日「ロシアによる侵攻は16日におこなわれるとの情報を得てる」と発言し、高インフレを警戒し有事に備えようとする投機資金が流入しているとみられます。NY金総取組高は2/4の508,423枚をボトムに2/11現在の545,836枚まで増加。NY金では7連騰、大阪取引所金標準先物では8連騰となっていますが、昨年10月にも国内11連騰がありました。値幅が大きくなってくると高値警戒も強まりますが、地政学リスクの材料としては16日のウクライナ侵攻が目先の焦点。また16日(日本時間17日AM4:00)に1月のFOMC議事録が公表され、金融引き締め観測も警戒されますが、現在は地政学リスクが相場を席巻しており影響はウクライナ情勢のほうが大きくなりそう…。

【白金標準先物 日足】

昨日は取引時間中の直近高値を更新しましたが、日中立ち合い時間となるとほぼ同じ水準での動きが続いています。上値はNY市場において200日移動平均線で抑えられており、インフレ環境下においても白金の騰勢がみられず。ただチャートは昨年の9月、12月でダブルボトムを形成していると考えられ、きっかけの材料待ちといった内容になっていると考えております。原油価格も95ドル台まで上伸し100ドルはもう目と鼻の先で、コモディティ全体が沸き上がる場面が来るのは時間の問題とみております。

 

 

 

 

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