おはようございます。
週末の米1月雇用統計は市場予想を覆す内容で市場はサプライズな反応となりました。事前に発表されていた米ADP雇用者数が大幅に雇用者数の減少が示されていただけに非農業部門雇用者数の市場予想は12.5万人増と見込まれていましたが、46.7万人増と予想を大きく上回りました。前月分も19.9万人から51.0万人に上方修正され、平均時給も5.7%増と予想を超える賃金上昇が確認されています。賃金上昇によるインフレ警戒、労働市場の改善を受けて利上げ観測が強まり米長期金利は2年債1.316%、10年債1.916%に上昇しています。米株式市場は金融引き締め観測を嫌気し売られる場面もありましたが、アマゾンの好決算などハイテク株を中心に買われた面もあり、雇用統計で売りが一巡した後は再び買い直された様子。
【NY金 日足】
<CFTC建玉明細 NY金>NY金は200日移動平均線を挟んだ一進一退の値動きが続いています。週末発表されているCFTC建玉明細では投機筋ポジションの買い越し幅が大きく縮小。昨年のミニマムだった6/29時点の買い越し枚数にほぼ近い水準です。昨年11月以降、インフレ観測で買われては短期間で買い気が剥がれる展開の繰り返しになっています。利上げ観測が頭を抑えると同時に高インフレに対するヘッジニーズとの綱引きで1800ドルを挟んだ動きに。今週は10日に米消費者物価指数が控え下値は支えられるか・・・。【NY白金 日足】
<CFTC建玉明細 NY白金>CFTC建玉明細では3週連続で投機筋の買い越し枚数は拡大。2/1の段階では前週集計よりもややロング増加幅から新規買いの様子がうかがえます。1月後半からステージが1000ドル台となり上値抵抗となっている200日移動平均線の上抜けにトライを繰り返しているチャートとなっています。上値重く再び調整となると960ドル付近が想定されますが、インフレが警戒されるコモディティ市場の中でも注目度は低く割安感が見出されても不思議ではないような…。
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