おはようございます。
昨晩の連休明け米市場は大きく続落。米企業決算が始まってくる中で朝方ゴールドマンサックスの決算が発表され市場予想を大きく下回る業績だったことからNY株式は序盤から売りが先行する展開。米長期金利は3月FOMCでの利上げ開始を織り込む動きとみられ2年債は節目の1%を超え1.047%。一方米10年債利回りは1.875%で年初からはやや長短金利差は縮小しています。また米政府高官は「ロシアはウクライナにいつ攻撃するかわからない」との発言もあり、またUAE石油施設への無人機攻撃やこれに対する報復などで中東情勢も悪化し地政学リスクも意識されています。昨日の日銀金融政策決定会合では金融正常化に向けて先駆けている米欧に追随し日本においても金融正常化への道筋が出てくると見込み市場はやや円高ドル安の動きとなってきていましたが、物価上昇への懸念はまだ低く当面緩和政策が続くとの見通しで金利差拡大への見方から円が売られました。しかしながら米株価続落という状況でリスクオフで円が買われる面もありドル円は膠着状態となっています。米株式NYダウは前日比543.34ドル安の35368.47ドルで3営業日続落。またナスダックは386.856ポイント安の14506.897、S&P500は前日比85.74ポイント安の4577.11と前営業日の小戻しから大きく反落となっています。
【金標準先物 日足】
連休明けのNY金中心限月2月限は前日比4.1ドル安の1812.4ドルと3営業日続落。米長短金利が共に上昇しており上値は圧迫されていますが、限られたレンジ内での小幅安にとどまっており、ロシア・ウクライナ二国間の緊張や中東情勢悪化などの地政学リスクも意識され安全資産のニーズから下値も支えられている様子。来週26日の1月FOMCを控え、要人からの発言がないブラックアウト期間となっていますが、市場はすでに3月利上げ開始を見込んでおり1月FOMCでのアナウンスが意識され上値が抑制されているものとみられます。テクニカル上17日にMACDとシグナル線のデッドクロスがみられ警戒は必要ですが、高い水準まで伸びきれておらず、下落してもチャート通り三角持ち合いの中での反落にとどまるものとみています。新値足では終値で6650円が陰転換値。レポートなどでも示している通り利上げに向けた期間中、過去の例ではFOMC直前に売り込まれその発表後は反発するといった傾向がありました。昨年12月からもその傾向はわずかながらみられていることを踏まえると1月FOMCまでの下落局面は買いを狙いたいところと捉えています。
【白金標準先物 日足】
持ち合い脱せず。原油高で他商品への影響も強まってきているとみられますが、特筆する材料は見られず。
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