おはようございます。
昨晩発表された米10月住宅着工件数は前月比0.7%減の152万戸で市場予想を下回りました。住宅建設は引き続き力強いペースで進んでいますが建築資材や労働力の不足が着工件数を抑えていると指摘されています。米株式市場は利益確定売りに押され、NYダウは前日比211.17ドル安の35931.05ドル、ナスダックは52.284ポイント安の15921.571、S&P500は前日比12.23ポイント安の4688.67と主要3指数とも反落しています。米長期金利も低下しドルも対主要通貨に対してドル安の動きと前日のトリプル高の反動の動き。ホワイトハウスから大統領は感謝祭(25日)までにFRB議長を指名する可能性が高いと発表。パウエル議長が変わるとすればブレイナード現理事が有力視されていますが、二人とも「ハト派」されています。ただ議長交代となると相場が動意づく可能性も…。
【金標準先物 日足】
NY金12月限は前日比16.1ドル高の1870.2ドル。取引中の高値更新は途絶えてますが終値ベースでは直近高値1866.6ドル(11/15)を上回りました。NY総取組高は16日現在で612,612枚で増加傾向が続きます。ホワイトハウスが来週の感謝祭(25日)までには大統領がFRB議長を指名する可能性が高いと発表し、現職のパウエル議長の再任かブレイナード理事の昇格人事となるのかが注目されます。お互いに「ハト派」とされていますが、市場ではブレイナード氏のほうが金融緩和に積極的なハト派として利上げ時期が遅れるといった観測が出る可能性があるとの指摘も。パウエル氏は共和党トランプ前大統領が指名して就任、気候変動対策にはやや消極的との見方もあり、一方の民主党員であるブレイナード氏は気候変動対策やデジタル通貨の発行にも前向きとのこと。金にとってはブレイナード氏指名のほうが追い風となるか?
【白金標準先物 日足】
インフレ懸念の高まりによる金価格の上昇やインフラ投資法案の成立などを背景に上昇してきた一方、半導体不足による自動車生産の減少といった上値抑制要因も抱えています。国内は200日移動平均線をクリアし上抜けましたが、NY市場では1110ドル前後に位置する200日移動平均線を前日にトライするも維持できず反落しテクニカル上決定的な動きには至っていません。欧州の新型コロナ感染が再び拡大してきており12日にはオランダが部分的なロックダウンの再導入を発表するなどまた供給制約への懸念も残っているようです。新値足陰転換は3849円でこれを下回った場合、月初の3663円(11/1)への反落も警戒か?
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