おはようございます。
今朝未明(3:00)に公開された米7月FOMC議事要旨を受けて株価は取引終盤に大きく続落。NYダウは前日比382.59ドル安の34960.69ドルで8/4以来10営業日ぶりに終値で35000ドルを割り込みました。ナスダックは前日比130.27ポイント安の14525.91、S&P500株価指数は前日比47.81ポイント安の4400.27。米7月FOMC議事要旨では「大半の参加者が経済が彼らの予想通り幅広く発展するなら年内に資産購入ペースの縮小を始めるのが適切だろうと述べた」と明記され、年内テーパリング開始が有力であるとの見方が広がりました。株価は史上最高値圏からの利益確定売りに押され続落となり、議事要旨の内容も下げ要因にはなっていますが2013年のようなテーパータントラムを引き起こすといった切迫した下げではなく、利益確定売りを助長させた程度との認識です。米10年国債利回りは1.260%と米長期金利では大きな動きはみられませんでした。
【金標準先物 日足】
NY金12月限セツルメントは前日比3.4ドル安の1784.4ドルで1800ドル手前で足踏み。NY金はFOMC議事要旨公開直後1780ドル付近から1790ドル台へ約10ドル上昇。年内テーパリング開始妥当といった見方が多かった内容でしたが、金は逆に反発。「金」市場でも年内テーパリングの可能性は約半年以上かけて織り込んできていることから、今更感があるのも確かか?むしろ史上最高値圏にある株価の反落リスクによりリスク回避の動きがみられたように思われます。NY市場でもまだ市場参加者は夏季休暇中が多く本格的な動きには至っていないかもしれませんが、テーパリング観測による下落リスクは回避されたか?
【白金標準先物 日足】
上値が抑えられ下値を試す動き。夜間立ち合いでの安値は3508円(23:28)と前日安値3502円には届いていませんが、8/10の3500円割れ安値3455円を試す可能性はまだ残っているか?コモディティーに中国経済失速によるリスクが高まっており、産業用貴金属の動きが良くありません。中長期的にはドル建て1000ドル以下は安値圏であるとの認識ですが、株安等で連れ安の動きには注意かも。
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