金 米雇用統計待ち？

おはようございます。

米株式は主要3指数ともに上昇。景気回復期待のなかで堅調に推移していますが週末の米雇用統計も控えて様子見ムードが強いようです。NYダウは5営業日連続高の前日比25.07ドル高で34600.38ドル。ナスダックは前日比19.85ﾎﾟｲﾝﾄ高の13756.33、S＆P500株価指数は前日比6.08ﾎﾟｲﾝﾄ高の4208.12で小幅高。

 

【金標準先物　日足】

5/31に高値6742円をつけてから本日で3営業日目となりますが高値更新ならず。NYでも週末に米6月雇用統計を控えて小動きとなっています。前回の米5月雇用統計では100万人を超える非農業部門雇用者数増加が予想されていたものの結果は26.6万人の増加にとどまりました。この6月雇用統計では65.0万人の増加が見込まれていますが果たしてどうなるか？米国ではワクチン接種率が進んでおり経済正常化に向けて期待が強まっていますが、労働力不足が指摘されています。手厚い失業者支援が労働参加率を低下させていると言われていますが今回は改善されているかどうか？実際には賃金インフレの傾向が強まっているようで、インフレ圧力が金価格を押し上げていくものとみられますが、NY総取組高は6/1現在で489,198枚と1900ドルを超えてからやや減少。上昇モメンタムが停滞していますので再燃するきっかけが欲しいところです。

 

【白金標準先物　日足】

持ち合い停滞気味。生産国の南アランドは対ドルで上昇しています。金価格などの資源高により恩恵を受けているとみられますが、その割には白金の反応は今ひとつ…。自動車生産におけるサプライチェーンの混乱が影響しているのかどうか？国内、特に一般投資家のポジションはかなり買いが膨らんでいると推測されますが、上下動かず何もできずといった印象。テクニカル面では日足一目均衡表の遅行線が実線に沿う形で推移してきており、このままいけば明日以降じり高となっていくサイクル。

 

 

 

 

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