おはようございます。
米株式はFRBの金利見通しを好感し反発。NYダウは前日比189.42ドル高の33015.37ドルで史上初の33000ドル台に上昇。ナスダックは前日比53.63ポイント高の13525.20。S&P500種株価指数は前日比11.41ポイント高の3974.12で最高値更新。米FOMC声明の内容は概ね市場予想通りとなりました。少なくても2023年末まではゼロ付近の金利を維持させ、雇用の最大化と物価安定の達成に向けて「一段と顕著な進展」があるまで緩和政策を継続することがあらためて表明されました。GDP成長率は上方修正され、FOMCメンバーの金利予測ドットチャートでは2023年まで最低1回の利上げを想定するメンバーが18人中7人いたことでドットチャートの金利予測中央値が若干引き上がっています。米パウエルFRB議長はFOMC終了後の記者会見でテーパリングの検討開始については「まだその時期ではない」として市場では金利が低下し、株式市場は好感。なお3月末に期限切れとなるコロナ特別措置の補完的レバレッジ比率(SLR)については制限緩和を期限切れで終了するか、期限延長をするかについては明言を避けました。月内近いうちに結論を発表するとのこと。
<3月FOMCドットチャート>
【金標準先物 日足】
NY金中心限月4月限のセツルメント(日本時間02:30)は前日比3.8ドル安の1727.10ドル。FOMC声明前ということもあり様子見ムードの動きでしたがFOMC声明発表(3:00)を受けて時間外で大きく上伸。一部ではテーパリングが早まるとの指摘があった中で、パウエルFRB議長は会見であらためて時期尚早と否定し、声明においても2023年末までゼロ付近の金利を維持する緩和姿勢を表明しました。ドルも対主要通貨でドル安の動きに転じており金は買戻しに迫られた動きとなっています。年初来高値6488円(1/7)から年初来安値5852円(3/5)までの下げ幅の1/2戻りが6170円。国内の日足チャートでは4営業日連続陽線が3月に入り2回目となっており、3月月初までの流れからは転換しているとみています。日足チャート上一目均衡表の雲が6233~6194円にあり、このレンジを試してくるか?
【白金標準先物 日足】
株高、ドル安を受けて他商品同様に買戻しの動きが強まってきているような印象です。ただ短い下げ日柄からの反発となっているため、高値まで買い進む勢いが果たして出るかどうか?4300円台以上は買い因果玉も多くみられることから2月のような勢いを取り戻すには時間経過が必要と考えています。高値をついていくよりは安い場面を狙っていくのがベターか?鉱山会社からの供給が懸念されパラジウムが急遽しているのも下げにくくしているとみられます。
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