おはようございます。
米株式は続伸。NYダウは2月に入り6営業日続伸。昨晩は前日比237.52ドル高の31385.76ドルで3週間ぶりに史上最高値を更新。ナスダックは前日比131.34ポイント高の13987.64と3営業日連続で史上最高値を更新。米企業大型株で構成するS&P500種株価指数は6営業日続伸。前日比28.76ポイント高の3915.59でこちらも3営業日連続で高値更新となっています。米国で大型経済対策に向けた予算決議が上下両院議会で可決され1兆9000億ドル規模の経済対策法案の早期実現に期待が高まっています。
昨晩はテスラがビットコインを15億ドル購入したことが報道され話題に。同社の自動車購入の決済にもビットコインが利用できるようになるとのこと。仮想通貨への資金を投入してきたことは、リアルな貨幣価値の低下を見込んでいることの裏付け。またソフトバンクグループの第三3四半期決算も税引き前利益で前期比133%増の3兆3615億円となり世界の株価上昇が大きく寄与しています。マネー価値の低下、資産バブル…。バブル経済の終焉に向けた動きが強まってきました。
【金標準先物 日足】
米議会は週末上下両院で大型経済対策に向けた予算決議を可決。米上院では民主:共和が50:50で議員数が拮抗しているので、特別措置を用いて51:50で可決させました。民主党が共和党の協力も求めず単独で1兆9000億ドルの経済対策を実現する道筋をつけたことで、財政拡大への観測が強まっています。NY金の総取組高や金ETF残高の推移をみる限り資金流入の強さはまだ見られませんが、インフレへの流れがヒシヒシと近づきつつあり下値は固いと見込んでいます。再度資金流入の動きが表れると上昇のパワーは強まりそうです。
【白金標準先物 日足】
言わずもがな流れが強まっています。コモディティ全般がインフレ期待値上昇とともに値上がりしています。国内では月足チャートで2015年以来6年ぶりに一目均衡表の雲を上抜いています。今回の白金は大きな相場に発展する道中だと認識しています。大きな流れに乗るのがまず大切。まさかと考えていた4000円台はもう目と鼻の先。周囲はまだまだ騒いでいません。
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