おはようございます。
米株式は5日ぶりの反落。欧州時間帯から欧州圏におけるコロナ感染拡大への懸念やブレグジット交渉の不透明感が強まり欧州株、通貨が下落。NY時間でもこの数日の楽観ムードが一転し利食い売りで押されたようです。アップルの新型iPhoneの発表も期待感で買われていたため、材料出尽くしからの利益確定売りが進んだとみられます。またJ&J(ジョンソンアンドジョンソン)やイーライリリーなどが相次ぎ新型コロナウイルスのワクチン研究の一時停止を発表したことも嫌気されたようです。NYダウは前日比157.71ドル安の28679.81ドル、ナスダックは12.36ポイント安の11863.90。IMFは年次総会で世界の経済見通しを上方修正しましたが、昨晩は材料視されなかったようです。
【NY金 日足】
欧州時間帯から英ジョンソン首相が交渉期限とする15日が近づくがブレグジット交渉に進展が見られず合意なき離脱が意識されポンド安が進み、欧州通貨であるユーロも対ドルで下落。金はドル高傾向から売られる展開となったようです。中心限月12月限の高値は1930.6ドル(17:47)でNY時間に1889.3ドル(23:15)まで下落。ポンド安が一巡すると下落も落ち着きセツルメントは前日比34.3ドル安の1894.6ドル(02:30)。今のところ1900ドルはまだ回復できず。ワクチン開発の相次ぐ停止が伝えられ、「金」にとってワクチン開発の遅れは代替投資需要から買い要因とされるとみられ、NY金の指定倉庫在庫は最大となっておりETFからの引き合いが強さは続いているようです。ただこれは長期的には下支え要因となりますが、大統領選もまだ不透明ななか株価で悲観ムードが強まると一時的なキャッシュ化への動きにもつながり得ます。日足チャートではまだ上値を結んだ抵抗線は抜けきれない動きで遅行線も実線で跳ね返されたかたち。
【金標準先物 日足】
夜間立ち合いではNY金とほぼ同じ時間帯で高値安値をつけていました。安値6421円(23:15)をつけた後は6420~40円のレンジで朝を迎えましたが、一時昨晩の安値を下抜け6391円まで下げています。アジア圏での株安もドル高の一因になっている模様。英EU交渉については英側の交渉期限をEUは無視して延長していく姿勢のため、「合意なき離脱」はまだ猶予が設けられると考えますが、米金融機関決算において経営陣が厳しい経済環境に警戒感を示していることからも、市場は米政府の追加支援策を待望しているとみられます。ただ大統領選前の法案成立は難しくなっており楽観ムードは続かないと考えます。
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