おはようございます。
先週末には米9月雇用統計がひとつの大きなイベントとして注目されていましたが、米トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染したことで市場の注目はトランプ大統領の病状に集中したようです。米株式は米大統領のコロナ感染でリスク回避姿勢が強まり反落。NYダウは前日比134.09ドル安の27682.81ドル。ナスダックは251.49ポイント安の11075.02。
欧州圏での注目点として英・EUの第9回通商交渉がおこなわれていましたが、共同声明で進展があったとしものの公正な競争や漁業権での大きな溝は埋まらなかった模様。またコロナ感染が広がっており英国では新規感染者が2万人を超え過去最高。仏国パリでは警戒レベルが引き上げられる(バー閉鎖など)ことになり、再びコロナ渦拡大が懸念されます。
【NY金 日足】
週末の日本時間に米トランプ大統領のコロナ感染が伝えられるとリスク回避姿勢が強まる流れでNY本セッションがスタート。米9月雇用統計では失業率は7.9%に改善された反面、非農業部門雇用者数は予想(+85万人)よりも少ない+66.1万人で雇用回復の伸びが縮小しており相場への影響は限定的。中心限月12月限セツルメントは前日比8.70ドル安の1907.60ドル。トランプ大統領の病状や今後の大統領選挙については一層不透明感が強まっており、リスク回避の動きのなかでも慎重な見方から積極的な売買が控えられているようです。総取組高は10/1現在で555,482枚で前週から一週間で約5000枚減少。
【金標準先物 日足】
週明け今朝の日中立ち合い寄付きは6460円(8:45)。夜間立ち合いの高値は6477円(17:22)、安値は6433円(22:35)。今週はパウエル米FRB議長の講演、またFOMC議事録の公表が予定されていますが、大統領選まで金融政策については大きな動きはできないとみられ影響は限定的とみられます。むしろコロナ陽性となったトランプ大統領の病状が今後の大統領選挙を占ううえで重要なポイントとなりそうです。また民主党ペロシ下院議長とムニューチン財務長官でおこなわれている協議も続いていますが、下院民主党が追加経済対策(2.2兆ドル規模)案を採決し可決したものが上院で可決される見込みは現段階低く9月末に打ち切りとなった雇用支援の延長などがおこなわなければ航空会社各社で合計3万人を超える人員削減に踏み切る懸念があり株式市場中心に金市場でもキャッシュ化の動きが出ると現在の水準は維持できない可能性もありそうです。
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