おはようございます。
米株式は反落。NY時間前にロシア政府が新型コロナウイルスワクチンを承認したとの報道が伝わり、安全性への疑問はあるものの米国やその他の国々でもワクチン開発の実用化が進むとの期待が高まりました。またトランプ大統領がキャピタルゲイン減税について言及したことも好感しNY時間開始序盤は買いが先行しNYダウは一時28000ドル台まで上伸。しかしその後は米追加経済対策の協議の行き詰まりが懸念され伸び悩み、終値は104.53ドル安の27686.91ドルで終了。一方ナスダックは前日比185.54ポイント安の10782.82で3営業日続落。昨晩の市場では「ハイテク株」や「金」、「米国債」、「ビットコイン」などコロナ渦で買われていたものが同時に売られるといった動きとなっています。材料は色々ありますが単純に買われていたものが売られたと考えればわかりやすいでしょうか...。
【NY金 日足】
中心限月12月限のセツルメントは前日比93.4ドル安の1946.3ドルで今年最大の下げ幅となりました。ロシアのワクチン承認報道などで株価が上昇し安全資産の「金」が売られたとなっていますが、株価が下落後も下げが続いています。またドル安でもドル高でも下げ一辺倒という動きとなりこれまでの高騰の反動安の動きです。アジア時間開始後はNY時間の安値1911.3ドル(5:18)前後で推移していましたが、1911.3ドルを割り込むと一気に下げ足を速め1885.0ドル(11:08)まで安値を出しています。冒頭で申し上げたようにアップルやマイクロソフトなどのハイテク株やビットコインなども「金」と同じように下落しておりコロナ渦下で買われていたものが総売りの展開に。1900ドルを下回るとチャート上7月に持ち合いを抜け立ち上がった水準1830ドル前後が目処になりそうですが、テクニカル指標のMACDや新値足は本日転換を示すかたちとなりどこまで下げるかという展開が予想されます。
【金標準先物 日足】
昨日の日中立ち合いからの流れがそのまま続き夜間立ち合い寄付き6838円(16:30)が高値となり続落。ドル建て金の下げ足が早くそのまま円建て価格も大きく下げている展開です。7月の22~27日の日足窓空き6518~6402円の水準まで下げ6441円(11:06)の前日比400円安をつけサーキットブレーカーが発動。600円幅まで値幅が拡大され再開し現在6500円前後の推移。テクニカル指標では現在値ではMACD、新値足、RSIでは転換を示し、一目均衡表の遅行線が実線に到達するには6200円割れまでの可能性も出てきています。切り返す反転のパワーは売り一巡までは難しい展開と思われます。
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