金 ドル円106円台で円安の恩恵…

おはようございます。

米株式は続伸。NYダウは前日比236.08ドル高の26664.40ドル。ナスダックは157.53ﾎﾟｲﾝﾄ高の10902.80で史上最高値を更新しました。中国の動画投稿アプリを巡り安全保障上の問題からトランプ大統領は禁止にする方針でしたが、強硬策を回避しマイクロソフトが同アプリの米国事業買収に向けて交渉を続けることに期待が高まりダウ上昇を主導。また米ISM製造業景気指数は54.6と前月から上昇し予想も上回りリスク選好ムードが高まった様子。米10年国債利回りはやや上昇の0.56％。

【NY金　日足】

【NY金12月限　1時間足】

NY12月限セツルメントは前日比0.4ドル高の1986.3ドル。高値の2009.5ドルは昨日アジア時間明けの朝7:00につけています。2000ドル超えはいずれもNY本セッションではなくアジア時間や欧州時間の比較的商いが薄いとされる時間につけており2000ドル乗せはまだ安定していないようです。ただ下値は切り上がったかたちですので上抜けが予想されますが目先2000ドルはまだ重い印象を受けます。時間足の出来高を見ると押す場面で出来高が増えており下支えられているとみられますが、高値に伸びる場面で出来高ができるようになると高値買いつき型になるので注意が必要かもしれません。NY総取組高は7/31時点で559,609枚と上昇の中減少しており追随買いは増えてはおらず。短期売買が交錯しているとみられます。

【金標準先物　日足】

夜間立ち合いでは6700円割れまでの浅い押し（6691円）まであり、その後はドル高円安で106円台に乗せてきており昨日高値6757円に迫る上昇。本日このまま終わると日足ローソク足では10日連続陽線となり相対力指数は現在RSI9日で91.25％、RSI14日で85.82％と高い水準にあり高値警戒感も強まります。中長期の円高傾向が続くのであればチャート上、ドル円は中心線まで戻ってきたため戻りいっぱいで円高も警戒するところ。一押しは警戒か？本日は満月（前月の新月は7/21）。

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