2020年7月16日木曜日

金 米中景況感を見極め

おはようございます。

米株式は4日続伸。前日に続きワクチン開発への期待が相場を押し上げました。ただ取引開始前にはNY連銀製造業景気指数が発表され予想を上回る内容となり、またゴールドマンサックスの好決算も押し上げ要因となり取引開始直後は一時400ドル超の上昇となりましたが中盤からは失速。中国側が香港優遇措置廃止に抗議し香港政府からも米制裁法には断固反対とのコメントが出るなど香港をめぐる米中関係への懸念があったのか後半は上値が重い展開。NYダウは前日比227.51ドル高の26870.10ドルで終了し道中の27000ドル台は維持できず。ナスダックは前日比61.91ポイント高の10550.49で引けています。

【NY金 日足】
昨晩はレンジ内の動きに収まった動き。欧州時間にはワクチン開発への期待が株価を押し上げリスクオンのドル安の動きでしたが金にはややマイナス要因として働いていたようです。1804ドル(21:38)まで値下がりしていましたがNY本セッションに入ると持ち直し、米中関係への懸念から1816.8ドル(01:39)まで上昇し現在に至るまで小幅横這い推移。おおまかにはリスクオンを背景とするドル安により1800ドル台が維持されているとみられますが、細かい材料で言うとワクチン開発は「売り」米中対立悪化は「買い」の反応を示しているようです。本日は日本時間11:00に中国4-6月期GDP・6月小売売上高・6月鉱工業生産の発表が控え今晩21:30には米6月小売売上高の発表。株式市場のリスクオン・オフ次第で上下する展開が予想されます。株高でドル安が進むことにより上昇か?総取組高は増加傾向が続いており、7/14時点で580,175枚となり急落道中の3月13日以来の58万台。

【東京金 日足】

今週に入り6250~6200円でのレンジ内の動き。昨晩の夜間立ち合いの動きも高値は6244円(17:31)、安値は6201円(22:38)のレンジ内に留まっています。ドル円では106.64円まで円高ドル安の動きがありましたが、極度な円高はリスクオフの場合でないとなりづらいとみています。本日の一目均衡表転換線は6205円で少しずつ底上げしてきており下支えのラインとなっています。割れれば基準線(6090円)までの反落を警戒しなければいけませんが、6200円は今のところ底堅い動きになっているようです。



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