金小安い パウエルFRB議長「米国にとってマイナス金利は適切ではない」

おはようございます。

米株式は4日ぶりの反落。NYダウは前日比170.37ドル安の26119.61ドル。ただナスダックは堅調な動きが残り前日比14.66ﾎﾟｲﾝﾄ高の9910.53で10000ドル手前で足踏み。中国北京でコロナウイルス感染者が増加しており「第2波」への警戒が世界でも広がってきました。そんななか日本企業も海外事業を売却してくるだろうという見方も出てきているようです。これまで増加してきた対外証券投資の巻き戻しが警戒されてくると円高圧力にもなってきます。リスクオンムードで円安が進んでも110円手前で失速してしまったのはこのような要因が控えているのも要因のひとつのようです。

【NY金　日足】

 動きは今週に入り同じレンジでの小幅な上下を繰り返しています。


〈NY金指定倉庫在庫〉

 NY金のCOMEX指定倉庫在庫はデリバリー問題が発生した3月以降急激に増加しています。特に4月以降はETF増加による紐づけの在庫増加によるものとみられます。

〈YEAR TO DATE DELIVERY NOTICES〉

NY6月限の受け渡し通知はすでに5万枚を超えています。単月の受け渡し枚数としては突出した量です。


【東京金　日足】

 NY同様の持ち合いですが、値動きも収束してきてレンジを上下どちらかに放れるタイミングが近づいてきているように見えます。本日は朝から107円を割り込み円高の動きで朝の寄付き5950円から9:57現在5937円と軟調推移。

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