金 持ち合い続く

おはようございます。

欧米の経済活動再開でリスクオンに傾きかけていた株式市場ですが、中国や韓国、ドイツなどでウイルス感染者が再び増加するなど、「第2波」への警戒感が強まり反落。引き続き慎重な展開が予想されます。

【NY金　日足】

1700ドルを挟む動きで高止まりしています。相場を引っ張ってきた金ETFへの資金流入は4月以降も続いており相場を下支えしています。しかし、欧米がイースター休暇を終え、IMFが世界経済見通しの急激な落ち込みを発表した4/14以降は高値更新の動きはなく値動きも収束気味。

金ETFの増加の影響もあり、NY指定倉庫在庫は3月時点から倍以上増加しています。しかしCOMEX先物市場の総取組高は横ばい続き。

【東京金　日足】

直近高値5,997円（4/17）と直近安値5,719円（4/22）を抜けないレンジ商いで、こちらも値動きが収束傾向。次の材料を待っているような様子。先週に米国のマイナス金利導入への思惑が働きましたが、各米連銀総裁らからは否定的な発言が続いています。明日のパウエル議長の発言ではどう示されるか？

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