おはようございます。
昨日の日銀金融政策決定会合後の記者会見で黒田日銀総裁は景気の総括判断を上方修正し、現在の円安の動きについては「驚く水準ではない」と語りました。日銀は当面は現在の金融政策を維持する方針としています。となると金利の上昇局面では誘導目標を維持するため金利上昇を抑制すると見られ、日米金利差は拡大傾向になりやすいという発想になります。
また、ドイツではトラックが市場に突っ込むといった事件が起きました。欧州では今年7月にもフランスで同様の事件が勃発しており、テロ活動ということになると欧州に不安が広がります。
欧州と中東のあいだに位置するトルコでは予想されていた利上げが見送られました。トランプ相場のドル高で影響を多く受けているのがメキシコペソとこのトルコ通貨リラです。対外債務を多く抱えるトルコにとってはリラ安は深刻な問題となっています。
米株式は最高値を更新。NYダウは91.56ドル高の19974.62ドル。ナスダック総合指数も26.50ポイント高の5483.94。米株式市場への資金流入が止まりません。ドル円は日銀の政策現状維持でドル高円安の動き。米長期金利は上昇。米10年国債利回りは2.56%。
【NY金 日足】
約40万枚の取組はほぼ横ばい。地政学リスクの買いも続かず下値探り。予想レンジは1150~1110ドル。
【東京金 日足】
フロアでも金の売買が進まず。目先張りの手もおとなしく年内の動きには期待薄。ただ指値が少し多くなってきたようでこれがレンジをつくっているようです。これを破らないと大きな動きが出ません。予想レンジは4295~4255円変わらず。
【東京白金 日足】
ドル建ては900ドルで下支え。「金」と同じくボラティリティが低下しかけています。外国商品先物取引業者経由の手口はまちまち・・・。予想レンジは3500~3370円変わらず。
【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の米原油在庫は前週比410万バレル減の4億8600万バレル。市場予想を上回る減少幅でした。地政学リスクも中東地域に近く意識されている模様。予想レンジは42000~39000円。
【東京ゴム 日足】
1/3戻りか1/2戻りまで反転できるか・・・。今週切り返しきれなければいよいよ来週・・・か?外国商品先物業者経由の買いは12/9はピーク。(鞍替えしている可能性もありますが・・・)。
【東京とうもろこし 日足】
シカゴは4日続落。南米降雨予想で350セント割れまで来ましたが、下値サポートになり得るラインとなることが考えられ国内は買いで。
【12/21】
来年年明け1月の弊社東京でのセミナーは下記の予定です。
1/21(土) 森田 隆大(たかひろ)氏
森田アソシエイツ代表。WGC顧問。
1/28(土) 外務員セミナー
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