2016年10月28日金曜日

円安の商品高

こんにちは。
今週はPCの調子が思わしくなく更新がおぼつかなくなっています。

来週に日銀会合、FOMCを控えドル高円安が進み、7月以来の105円台。日経平均株価も堅調な動きになっています。薄商いが数か月続いておりましたが、日本株は日銀以外にも海外からの資金が入り始めているとの憶測がたってきておりにわかに市場が活気づいてきました。
国内商品市場も一般投資家の多くが取引されている「金」「白金」などを中心にテクニカル的にも好転してきておりようやく動き始めた様子。ただ来週以降にイベントを多く控え、動意づくとともに警戒感も拭い去れません。来週は重要な一週間になりそうです。

昨日、個人的に注目していたドイツ銀行決算は意外にも黒字決算。経費削減、またトレーディングが好調だったようです。株価は反落しましたので、市場は少しずつ織り込んでいた様子です。

先日、新聞紙上でも書かれていましたが、米利上げにより米長期金利が上昇していくと、先日の日銀会合では長期金利操作付き金融緩和を打ち出していますので、短期金利は0%付近で調整されますので、日米金利差が生まれやすくなり金利面ではドル高円安に振れやすくなると言えます。しかし、逆に言えば米利上げ観測が弱まると、米長期金利は低下しても、日本の短期金利は0%付近で無理に調整されてしまい日米金利差が極端に詰まってしまいます。実際にどういったかたちで金利が変動するかはなってみないとわかりませんが、円高に振れやすいことも警戒しておく必要があるかもしれません。


【NY金 日足】
ドル建ては下値堅調な動きではありますが、上値も抑えられている動き。先週末10/21付けでSPDR金ETF残高が約16トン減少したのに続き、10/26付けで約14トンの減少も。10/4以降の戻り高値1279.4ドル(10/5)が越えれずにいます。どうしてもドル高傾向のため上値は来週イベントを終えるまでは重たそうに考えます。予想レンジは1290~1250ドル。


【東京金 日足】
4201円を抜け 新値足陽転して、本日3本目になりそうです。①新値足陽転②半値戻り(4260.5円)③半値戻り+αの流れでいくと現在は③の道中。+αをどの程度と見るかで判断が分かれますが、今までのケースを参考に考えています。4200円後半からは先の出来高分布図で見ると多くの建玉が存在しているのが確認できます。現にこの上昇で取組高は減少。予想レンジは4295~4220円。


【東京白金 日足】
 目にわかる押し目は入らず。日中陽線のなかで調整が入っており流れには素直についていくべきと考えます。出来高分布図で示した通り3200円台の取組はまだ軽くこのまま3300円台に突入していく流れを想定。「金」とは異なり取組高は増加中。予想レンジは3370~3220円。


【東京ドバイ原油 日足】
NYは50ドルを割り込みました。BRENTも時間の問題で、国内は円安の恩恵。28、29日にはウィーンでOPEC加盟国と非加盟国の会合があり、再び注目されます。ここで前回同様協調減産への期待が高まらないと、目先は調整を余儀なくされてしまうかも・・・。予想レンジは33800~.31200円。


【東京ゴム 日足】
 売りに・・・。


【東京とうもろこし 日足】
これではもう下がらずという表現が正しいかどうか、売り妙味がなくなっています。相場は上に向かっています。


【10/28】
好調です。



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