おはようございます。
梅雨空で雲が都会を覆っています。
英国民投票については、世論調査では残留派有利との見方が広がっていますが、票数からはかなり拮抗しておりこればかりは結果をみないとわかりません。一方、米国では昨晩イエレンFRB議長が上院銀行委員会の公聴会で半期金融政策報告をおこない追加利上げについてあらためて慎重な姿勢を示しました。当面は英国民投票もあり状況を見極めたいところでしょうか。
【NY金 日足】
タガが一本外れた下げ。1280ドルを割り込むとそのままズルズルと下げました。買い越し枚数が膨らみ過ぎた反動の動きです。1250ドルを試すものと思われます。予想レンジは1285～1255ドル。
【東京金 日足】
国内は1/2押し水準、60％下げ水準も大きく下回り全値往って来いの展開が予想されます。ただひとつの抵抗としては1月から4月の安値を結んだ下値切り上げラインの延長線上が4230円付近にありここで支えられるかどうか。ここで支えられなければ4100円台を視野に入れる必要があります。以上はチャートからの推察で、もちろん英国民投票の結果次第では状況も変化しますので、それを踏まえて考えていきます。予想レンジは4295～4215円。
【東京白金 日足】
英EU離脱リスクは後退してきましたが、ここにきてドル高貴金属安の波に入っています。「金」が調整安の動きに入っていると考えられ、この影響は避けられず。昨日の上昇ではまだ1/3も戻り切れておらず、買い方が息を吹き返すにはもう少し日柄が必要かもしれません。予想レンジは3340～3230円。
【東京ドバイ原油 日足】
20日加重平均線まで戻ってきました。日足で上昇トレンドに戻るにはもう一段の上げが必要。米石油協会（API）発表の米原油在庫は前週比520万バレル減の5億3150万バレル。市場予想を大きく上回る減少幅でNYは50ドルを回復しましたが、50ドル台からはシェールオイル増産の憶測も出だし勢いつく材料が欲しいところですが・・・。予想レンジは32600～30800円。
【東京ゴム 日足】
5/31からの上値切り下げラインをまだ抜けれず。陽転換していますが素直に追従はできません。売り方の買戻しは限定的か・・・。
【東京とうもろこし 日足】
国内チャートは楔が打ち込まれてから遂にひび割れしたかたちとなりました。シカゴは1日の下げでは過去3年で最大の下げ幅とのこと。紛れもなく買い越しが膨らんだファンドのポジション調整によるもの。当面戻り売りの流れと考えます。
22日には局地的に大雨となるところもあり、平年並みから多めの降水量。
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