GWも明け、大きな波乱もなく持ち合い様相の5月相場です。日本の金融政策が米国の監視対象となり、日本の為替介入についていろいろな憶測が飛び交いそれにより変動が起きています。
商品相場は総じてドル安の動きに対しドル建て価格は下げ、国内価格は逆に円安で海外安が相殺されて値動きが抑えられており、海外の動きを見たほうがいいのか、それともドル円を重要視するべきか、方向感を掴むのが難しい局面です。
【今週の予定】
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【CFTC建玉明細 2016/5/3現在】
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ロング
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ショート
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ネット
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総取組高
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CMEドル円
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85,627
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24,106
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61,521
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161,529
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NY金
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338,476
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66,828
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271,648
|
565,774
|
NY銀
|
100,401
|
24,526
|
75,875
|
198,237
|
NY白金
|
48,276
|
11,398
|
36,878
|
64,158
|
NYパラジウム
|
14,275
|
7,080
|
7,165
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22,749
|
NY原油
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530,023
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211,479
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318,544
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1,748,628
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シカゴコーン
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395,375
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231,061
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164,314
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1,363,422
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シカゴ大豆
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281,445
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87,921
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193,524
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794,400
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連休中も発表があり当ブログでは一週あいだが空きましたが、ここのところ大きく目立つのは『金』の買い越し枚数です。日本経済新聞にも掲載されましたが買い越し枚数は大幅増加。集計日の5/3は1300ドル台をつけた日でしたが、買い越し枚数としてはここ十数年のなかでもMAXです。しかもロングポジション30万枚を越えるのは数回ほどしかありません。総取組高も56万枚に増加。また『コーン』『大豆』の穀物も高い買い越し水準を維持しています。
【NY金 日足】
買い越し枚数の残高が気になるところですが、チャートとすれば下降トレンドを脱し、上昇基調のなかと言わざるを得ません。現在のファンダメンタルズからすれば常識的には上値いっぱいと判断されるところですが、高い買い越し水準を維持しているのは何らしかの要因が存在しているかもしれません。今週の予想レンジは1310~1210ドル。
【東京金 週足】
先行スパンはまだクロスしきれずに価格は雲の下限で推移。年初からの上昇の半値押しを経て4400~4300円のチャブつき相場。やや買い玉が捕まっている様子です。予想レンジは4450 ~4310円。
【東京白金 週足】
これから雲の中に向かって推移してくることが予想されます。チャートは好転していますが、上に走り出すほどの勢いはまだ見られません。予想レンジ3700~3580円。
【東京ドバイ原油 週足】
戻りは鈍くやや調整気味か。ドル建てが下降気味ですので下値を警戒。予想レンジ32000~26300円。
【東京とうもろこし 週足】
大きく転換しかかっているところまで来ましたがファンドの買い越しがここまでか。
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