2016年4月22日金曜日

NYダウ 18000ドル維持できず

おはようございます。
束の間の春の晴れ空です。

昨日おこなわれたECB理事会では政策金利は据え置きで追加緩和はありませんでした。ユーロドルは急速に1.1398まで上昇しましたが、一巡後材料出尽くし感から急落。ドラギ総裁の「金利は現行またはそれ以下の水準が長期にわたる」との追加緩和に含みを持たす内容の発言が要因とみられます。
米株式は前日の値を越えられず。NYダウは前日比113.75ドル安の17982.52ドルと終値ベースで3日続いた18000ドル台を割り込んでいます。ドル円も110円の節目は到達できず109円台前半。米10年国債利回りは1.86%。来週のFOMCではややタカ派よりの声明になるのではとの見方があるようです。


【NY金 日足】
ユーロ高で上昇し、ユーロ安で下落。ヘッド&ショルダーの肩の部分を道中越える場面もありましたが終値ベースでは上回ることはできず失速。ドル金利低下に伴う上昇の形ではないため継続性には疑問の今回の上昇です。予想レンジは1265~1230ドル。


【東京金 日足】
久しぶりの高ボラの動きに。終値ベースで昨日の4400円を上まわることができなければ調整安の流れと判断しています。4410~4310円。


【東京白金 日足】
3月高値3677円まで一気に駆け寄りましたが、結果は届かず。上ヒゲを長く引き目先高値いっぱいと考えますが株や原油価格の影響が大きいでしょうか。予想レンジ3630~3490円。


【東京ドバイ原油 日足】
国内では30000円の壁。5月には再びロシアで産油国会合を開くと伝えられていますが、ドーハでの会合からあらたまった点もなく合意に懐疑的となっています。株式も高値警戒水準でもあり楽観ムードの反動のリスクがあります。予想レンジ30500~26500円。


【東京とうもろこし 日足】
シカゴでも長い上ヒゲ陰線。米国産地に限って言えば天気良好で今週も作付けが進んでいると予想されます。現在のシカゴでファンドの買戻しが一巡すれば・・・。国内ファンド機関店は昨日から3月限から5月限への売り玉の乗り換えをおこなってきています。



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