今日はグッと気温も上がり気持ちのいい春の陽気です。
昨晩帰宅するとTVでは熊本での地震発生を伝えるニュース。幸い内陸部が震源地で津波にはつながらなかったようですが、多くの建物が倒壊し被害も多数出ています。今後も余震はしばらく続くようですので、当事者の方々は十分ご注意ください。
米株式は今週多くの企業決算を迎えて好調な業績を背景に堅調な動き。しかし史上最高値の18000ドル越えを前にして高値警戒感とのせめぎ合い。NYダウは前日比18.15ドル高の17926.43ドル。ドル円はドル売り一巡から材料に欠け買い戻しが入っているだけの様子。G20も控え小動き。米10年国債利回りは1.79%。
【NY金 日足】
昨日お伝えしたようにヘッド&ショルダー(三尊)を形成。肩から腕の部分に繋がっていくには1206.0ドル(3/28)を割れるかどうか。ドルの巻き戻しによりドル買い金売りの動きです。NYダウも18000ドルに近づいており波乱が起きてもおかしくない市場環境下、積極的に上昇は期待していません(できません)。予想レンジは1248~1200ドル。
【東京金 日足】
先行スパンは完全にデッドクロスしており年明けからの上昇トレンドは終わっていると判断しています。こうなると次の展開は下降に向かうか、持ち合いレンジを形成していくか・・・。国内は円安に支えられ、仮に円高にフレてもNYドル建て金価格が反発することも考えられますが、現在肝心のドル建て価格は先に述べたように中勢天井を形成している可能性があり上昇を狙う場合は逆張り思考で考えたほうが良さそうです。予想レンジは4350~4255円。
【東京白金 日足】
こちらも3月から切り下げてきている上値ラインを突破できず重たさを感じます。株式についていくのか「金」に連動するのか?現在は世界全体の景気回復を考慮した場合には「金」に価格依存する可能性のほうが高いと考えます。下降に向かいつつある状態と判断します。予想レンジは3490~3390円。
【東京ドバイ原油 日足】
17日カタールのドーハで開かれる産油国会合では増産凍結に向けて開催国のカタールを中心に参加国からは期待する声が発せられていますが、市場は至って冷静な様子。一方、イランは増産の意欲が強く3月も実際に増産してました。起死回生となるにはイランの協調が不可欠。相場は緩やかに上昇ペースを維持していますが、あくまで緩やかにです。予想レンジは29800~27200円。
【東京とうもろこし 日足】
本日は納会です。夜間立会いからは⑤月限が発会。③月限は今回の上昇で一代高値21700円を越えることができず、多くの高値買玉は回転できないまま限月が繰り上がることになります。
昨日雨不足が取り上げられたブラジルでは現政権のルセフ大統領が予算の不正執行をおこなったとして弾劾審議されます。政権交代にともなって通貨レアル高が懸念されており、これがブラジル穀物の輸出競争力低下につながり、反対に今まで南米からの輸出で抑えられていた米国産への需要が回復するとの見方があります。穀物も様々な要因が絡んでいるため、米国の天気だけで相場を予測するのも困難かもしれません。ただ、こうした多くの材料で相場が反応し出来高が増えることは市場にとっても悪くないことと思います。
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