雨続きでしたが、晴れれば春の陽気。
米株式は高値警戒の動き。決算シーズンを控えリスク回避のムードです。NYダウは前日比133.68ドル安の17603.32ドル。ドル円は円高ドル安が進行。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が世界経済成長率の下方修正について言及するほか、為替に対し、安倍首相が「恣意的な為替介入は避けるべき」と述べ介入警戒感が緩和された様子です。米10年国債利回りも1.72%に低下し日米金利差の拡大を見込む向きは少なくなっています。
【NY金 日足】
ドル建ては昨日日本時間内で反発を始めましたが、中心6月限の高値は1238.8ドルと依然上値切り下げの流れから脱していません。株式市場などのリスクオフムードが金利低下の状態を作り「金」価格の下支えをしていると言えます。しかしながら「金」も3月初旬に1280ドルまで買われ投機筋の買い越し枚数が拡大していますので潜在的な売り圧力が残っているのも事実。やや持ち合いムード。予想レンジは1245~1200ドル。
【東京金 日足】
東京市場は売り方の買戻しにより下支えられている状態。半値押しを達成し、いままで売り方だった一般投資家の全体バランスは買い越しに転じてきています。ただ現在の円高ドル安の流れ、ドル建ての上値の重さから鑑みると絶対的な強気とみるのはまだ時期尚早かもしれません。昨年夏のレンジを考え4200円台も踏まえてポジションを考えます。予想レンジは4420~4290円。
【東京白金 日足】
現在ポジションは『買い』。今回の下げは想定以上の下げになっています。見通しを誤った以上は当然ポジション縮小もしくは解消するのが鉄則かもしれません。しかし、現在の「白金」は昨年の下げ相場により取組高も大きく減少し、日々の出来高も低下しています。値動きも軽く多くの方が仕掛けている「金」に比べ荒っぽくなっている状態。下げも大きいですが、反対に反発局面でも値ブレは大きくなると考えています。3330~3360円の価格帯に抵抗ラインを想定してポジション維持の方針。予想レンジは3460~3330円。
【東京ドバイ原油 日足】
米石油協会(API)発表の原油在庫は前週比430万バレル減少の5億3010万バレル。17日の産油国会合をめぐり思惑が錯綜しています。また8日に中南米の産油国が原油安への対応のため会合を開くことを明らかにし、原油価格低迷のなか薄日が差し込んでいます。予想レンジは26200~24100円。
【東京とうもろこし 日足】
一般投資家の多くは期近に買玉、期先に売玉というポジションという方が少なくありません。現在いびつなサヤになっていますが、決していびつなのではなく、なるべくしてなっているサヤなのかもしれません。商社などプロの手が少なくなっている現在、昔であったら修正されたサヤでも今では修正の力が働かないのも穀物市場の特徴。
来週からクロッププログレスが公表されてきますので、ともかく天候相場へ突入です。
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