2016年3月25日金曜日

商品アナリスト・東京商品取引所認定

おはようございます。
また冬に舞い戻ったような寒い朝でしたが、来週以降は気温も20℃を超える暖かさになるようです。


さきの2月におこなわれた東京商品取引所検定試験の結果が出ました。


合格科目 全科目

・オプション
・ゴム
・貴金属
・石油
・農産物




認定を受けたからといって相場が当たるわけでもありません。しかし、厳しい相場の世界で闘っていくうえで最低の武器(知識)は持っていて損はありません。今後も知識向上を怠ることなく、お客様により良い情報提供をしていけるよう努めて参ります。


さて、NY市場は今晩イースター前のグッドフライデーで休場。本日日中の時間外取引も動いておらず、薄商いの一日となります。週間足はまだ確定していませんが、少し早い週足からの展望です。

【NY金 週足】
 今週の予想は1300~1150ドルとしていました。実際は高値1260.9ドル~安値1211.2ドルのレンジ。1300ドルトライが達成できず今週で実線が2本下げたことになります。私は今回のこの相場は2/11までの上昇をひとつの相場と捉えており、それ以降の相場は高値はとりましたが調整時間帯と考えています。その考えからすると今週の足は7本目(週目)となり持ち合い終盤となってきていると考えられ、CFTCポジションから見れば調整が余儀なくされるところで1~2週間はまだ下値を試したりの持ち合いと予想します。予想レンジは1250~1150ドル。


【東京金 週足】
今週の予想レンジは4600~4280円としていました。現時点で高値4492~4378円のレンジ。4280円は20日加重平均の値となりこのあたりまでは押し目買い意欲の続くところとなります。現在フロアポジションは売り越しとなっていますが、値洗いからすると買い方売り方の力関係は均衡しているようにも感じます。ファンダメンタルズとすれば米利上げ見送りが確認され、しかも金利引き上げ見通しを下方修正され「金」にとってはこれ以上ない買い材料となりますが、相場は既に織り込み済みです。むしろ逆に今後早期利上げについての材料が出だしてくる(実際にちらほら出現してきている)ことを考えるとまだ下値探りの展開も考えられますが、国内は円安が下支えとなり買い場を探るほうが得策と考えています。できれば4300円前半、あわよくば4200円台・・・。来週以降、4月に入り楽しみな展開が到来しそうです。予想レンジは4500~4280円。


【東京白金 週足】
 今週の予想レンジは3600~3390円としていました。現時点高値3591円~安値3424円のレンジ。主体性の動きはなく「金」の上下により振られている様子です。他商品同様こちらも1月に底打ちをしており昨年の下げ相場からの転換時期と考えています。3390円は岩盤と考えていますが、「金」の振れ次第では3390円近辺は想定しておくべきかもしれません。ただ東京市場は総取組高が50000枚台まで減少しており取組の少なさから崩れる可能性は少ないと判断。長期戦も考えながら買いポジションを維持してみていきたいと考えています。予想レンジは3600~3390円と変わらず。


【東京ドバイ原油 週足】
今週の予想レンジは30500~27000円でした。現時点高値28600円~26570円のレンジ。WTIも投機筋ポジションの買い越しが少しずつ拡大してきましたので今週は調整が入った様子。増産凍結を合意しているサウジとロシアの欧州市場のシェア争いが露呈してきて合意内容が疑問視されますが、底入れした相場としての動きは緩やかながら続くと考えます。ポジション調整後の上値切り上げを予想。予想レンジは32000~26000円。


【東京とうもろこし 週足】
内部要因から買いを狙うのはリスクが高い相場と見ています。もちろん天候相場期待というものが高まる時期ですが、もし事なきを得て天候相場時期を経過してしまうとその反動も想像以上になる可能性もあり、売り主体でポジションを組み立てていきたいと考えます。



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