昨晩はプレジデントデーのため米市場は休場。
ドラギ総裁の証言では3月追加緩和の可能性を強調。緩和期待からユーロが売られてくるのに対してドルが買われ、ドル円でもドル高が進んでいます。
本日から実施される日銀マイナス金利はすでに周知の通り市場には織り込まれていますが、ここ数日は金利に振り回される動きとなっており、今後の重要なポイントになりそうです。
【NY金 日足】
昨晩の足は時間外での動き。市場金利の低下により上昇が加速してきた「金」ですが、債券への資金流入が一服して「金」の勢いも一旦おさまってきました。ボラティリティが高くなっており乱高下の動きも考えられるため高値追い安値追いの考え方はひとまず控えたほうが良さそうです。相場は買い方主導の動きとなっているため、20万枚まで膨らんでいる投機筋ポジションが買い増すか、転売に走るか、外部環境を踏まえながら見るところと考えます。予想レンジは1250~1180ドル。
【東京金 日足】
高値から100円近い下げを見せています。取組み内容から見れば急激に下落に向かうような可能性は低いと見ています。しかし、勢い強く上昇してきたNY金が更に上昇へ走るためには、更なる金利低下や金融不安などのファンダメンタルズが必要になるかも知れません。日銀マイナス金利導入により世界的に債券市場へと資金が流れましたが、流動資金がこのまま債券市場に留まっているかはクエスチョンです。チャート的には上昇トレンドを形成してきているので基本的に押し目買い方針で見ていく考えです。予想レンジは4490~4330円。
【東京白金 日足】
貴金属としての出遅れ感が十分あると考えていますが、昨年の3500円手前が抵抗。ただこの上昇過程でも更に取組高は減少しており、抵抗は徐々に軽くなってきています。先行スパンはクロスしてきており大きな流れの転換の前兆は少しずつ・・・。予想レンジは3510~3370円。
【東京ドバイ原油 日足】
サウジとロシアの石油相の会談に協調減産の一縷の望みを託しています。WTIは26ドル台で2番底と見えるチャート。国内もそれに沿った動きですが、先週の下落によりしばらくは持ち合いを余儀なくされる展開になりそうです。レンジ予想は26000~21000円。
【東京とうもろこし 日足】
国内は新甫3月限が発会。ファンド機関店でのロールオーバーは出ているようですが、材料としてはそれ以上ありません。シカゴ云々を語るより国内内部要因が左右する東京市場は先読みが困難です。一般投資家の買い玉は少しずつ期近にまわっていきます。
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