今週から中国は春節に入ります。
【今週の予定】
2月8日(月) | <国内> 12月国際収支(8:50) 1月景気ウォッチャー調査 <海外> 独12月鉱工業生産 インド10-12月期GDP(21:00) 中国市場休場(春節) 香港市場休場 |
2月9日(火) | <国内> 1月マネーストック(8:50) 1月工作機械受注(15:00) 30年国債入札 <海外> 中国市場休場(春節) 香港市場休場 米3年国債入札 米USDA需給報告(10日2:00) |
2月10日(水) | <国内> 1月都心オフィス空室率(11:00) <海外> 中国市場休場(春節) 香港市場休場 イエレンFRB議長が議会証言(11日0:00 米下院金融委員会) 米1月財政収支(11日 4:00) 米10年国債入札 |
2月11日(木)祝日 | <国内> 日本市場休場「建国記念の日」 <海外> 中国市場休場(春節) 米新規失業保険申請件数(22:30) 米30年国債入札 ユーロ圏財務相会合 イエレンFRB議長が議会証言(12日0:00 米上院銀行委員会) |
2月12日(金) | <国内> オプションSQ <海外> 中国市場休場(春節) 独10-12月期GDP速報値(16:00) ユーロ圏10-12月期GDP速報値(19:00) 米1月小売売上高(22:30) 米12月企業在庫(13日 0:00) 米2月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(13日 0:00) |
【NY金 週足】
前週は予想1180~1090ドルとしていました。実際1週間の高安は週末時間外で値を伸ばし高値1175.0~安値1115.3ドルのレンジでした。今年に入ってから中国リスク、原油安でFRBが目論んでいる「年4回」の利上げペースが危ぶまれ『利上げ先送り観測』が金価格を押し上げてきました。CFTC建玉明細の推移から考えると10万枚を越える買い越し枚数からは注意が必要と考えています。3月FOMCまでは昨年同様に利上げ観測については右往左往することが考えられます。その動きにより中期スパンの山谷が作られることを考えると、日柄的にも今週はひとつのポイント。今週の予想レンジは1185~1110ドル。
【東京金 週足】
前週の予想は4380~4120円としていました。実際は高値4362~安値4272円の上下幅90円でNYに比べるとボラティリティがそれほど高くはなっていません。 ドル建ての調整は警戒ですが、東京市場はドル円の影響もあり上昇も下落もNYの動きが相殺されてしまいます。ドル建ての下げがあったとしてもドル高円安により下落は限定的な動きとなり緩やかな上昇基調を続けてくると予想されます。10月戻り高値から下げが12週続き反転して今週5週目。もう2~3週間の上昇期間は日柄からは考えられますので現在の上昇に自ら蓋をすのは避けていきたいところ。今週の予想レンジは4520~4260円。
【東京白金 週足】
前週の予想は3590~3280円としていました。実際の高安は高値3418~安値3271円の動き。3590円は年末高値の水準でここまで届いていません。しかし、ドル建てでは900ドルを上抜けチャートは好転しています。国内も先週2日間の下げで下値を維持し上昇してきていますので、基調は変化したと判断しています。相場しては若く買い材料に反応しやすい状態になっていると思います。今週の予想レンジは3720~3260円。
【東京ドバイ原油】
前週の予想レンジは32000~23000円。実際の高安は27950~23860円。協調減産に対する期待感が尻つぼみ。強い上昇基調には転換しきれず持ち合いに入っている模様。ただ、米原油在庫の大幅増加にも反応は限られてきておりまた、米NIMEXでの取組高が大きく増加してきています。基調転換の前触れとも捉えることができますので、今までの下げ一辺倒の流れではないと判断しています。10、11日のイエレンFRB議長の議会証言で市場ムードがどうなるかですが、利上げ期待が戻ってくるような展開になると上昇が考えられますが、大きな変化が見られなければ今週は持ち合いか・・・。レンジは今週31000~23000円を予想。
【東京とうもろこし 週足】
CFTCでは買い越し増加が確認されましたが、前週後半シカゴも値を崩しかけてきているのでしばらくは下値探り・・・。今週9日(10日2:00)に米USDA需給報告があります。天候相場への移行時期ですが、市場はフェブラリーブレイクの中。
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