おはようございます。
いよいよ明朝米FRBより金融政策が発表されます。
日本時間 12/17 4:00 米FOMC声明
4:30 イエレン議長会見
米利上げ開始はもうすでに織り込み済みで、その後の金利上昇ペースは緩やかなものになるとの見方が広まっています。果たして本当に巻き戻しの動きが起こるのか?2008年にゼロ金利となり金融緩和策をとってきた米国は今晩転機を迎えます。
【NY金 日足】
FOMC声明発表直前まであと今晩1日。結局12月に入り安値更新した後はちゃぶついています。12/1時点のCFTC建玉明細での買い越し幅がミニマムとなっており米利上げを見込み売り込んで来た投機筋の玉はまだ市場に残っていると推測されます。年末にかけては手仕舞い優先となり反転は避けられず・・・というのが大半買い方の見方。
【東京金 日足】
出戻り期待・・・しかありません。大半の個人投資家は買い玉維持で年越しを迎える構えではないでしょうか。FOMC後のNY反転を期待していますが、期待が高い分裏切られた展開のときにはその失望感も強くなります。いずれにしても明日は年内クライマックス。
【東京白金 日足】
本日以降上昇していくとW底形成で反転への期待が高まります。ここのところの南アランドの激しい動きの影響は少なく、「金」に比べても下げそうで下げない動きが続いています。反転が期待されます。鍵は『原油』か?
【東京原油 日足】
現在米議会で原油輸出解禁が議論されています。輸出解禁となれば世界的な需給が一層緩むと考えるのが一般的ですが、逆に米国石油生産業者からすると販路拡大につながり、米国内の供給過剰が解消されると見られているようです。取組高は国内ETN(上場投資証券)の影響で今月に入り大幅に増加しており、大きく反転するエネルギーが蓄積されてきています。
【東京とうもろこし 日足】
アルゼンチンのマクリ新大統領がコーン・小麦の輸出税廃止を発表し、南米からの輸出増加がはやされましたがシカゴの動きは限定的。国内では昨日納会をむかえ、シンポ①月限が発会。発会からいきなり波乱の動きとなっていますが、流動性の低さの表れで、材料的に大きなものは特段ないように思います。シンポ限月の手口など様子を窺いながら。
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