秋の夜長、夜間取引で大きく動きました。
ドル円は119円台から120円台を回復してウロチョロ。これ以上の伸びもなく均衡の動きです。米株式は良好な企業決算報告もありましたが、こちらも2日連続の陰線。NYダウは-48.50ドルの17168.61ドル。米10年国債利回りは2.02%に低下。
【NY金 日足】
高値をつけた10/15はドル円118.10円までドル安が進んだところでした。その後ドル円は120円台まで約2円戻し、ドル建て金は高値から30ドル弱の調整安。もう少し調整が入るにはドル高の動きが必要と考えます。本日のECB理事会でのQE観測からドル高ユーロ安の動きが進むか見極めたいところ。
【東京金 日足】
昨日、高値更新によって利乗せ方針をお伝えしましたが、先走ってしまったようです。週初めの予測どおりドル建てでは調整の可能性があったにもかかわらず月・火2日間の動きで判断してしまったことは反省すべきかもしれません。
ではどこまでの調整の可能性があるのか。ドル建てでは5日間の調整となっており、本日のECB理事会でのドル高への動きが目先アタマをおさえる要因だと考えています。ここを経過すると来週27・28日が米FOMCとなりドル高進行は限定的と考えます。今のところ深く下げても1150ドルドル円120円で4440円前後までと考え買い方針変わらず。
【東京白金 日足】
上げ方が急速で強い線になっていますが、まだ往って来いの相場。雲が抜けきれず取組高も増えてこないことから新規買いによる勢いがまだつかないようです。4020円を超えてしまえば先限8月限は一代高値更新で買い方に政権移譲されそうですが、このラインを超えられずに1日押しています。「金」と同様ドル高は上値を抑えているようです。
【東京原油 日足】
今のところシェア堅持を優先しOPECなど中東諸国による減産の可能性は低いようです。米週間在庫も増加し重たい値動き。立ち上がりを待っていますが・・・。
【東京とうもろこし 日足】
国内ファンド機関店は9月限から11月限に買玉を乗り換えてきています。シカゴでは昨晩もファンドも買いを増やしているようです。下げづらい展開と考えます。
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