2015年6月5日金曜日

歯痒いコーン

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おはようございます。
今朝はいつもよりも涼しい朝で、5℃違いました。逆に涼しくなると暑さが恋しくなります。

今晩米5月雇用統計を睨んだ展開。米新規失業保険申請件数は市場予想を下回り利上げ観測を強めました。米株式はこれを受け下落。NYダウは18,000ドルの大台を割り込み17905.58ドルの-170.69ドル。債券はやや買い戻しの動きとなり米10年国債利回りは2.31%に低下。

【NY金 日足】
 1,180ドル割れは下落の足を速めそうに思います。目先目標は1168.4(6/1)ですがこれを取りきると1150ドル割れが視野に入ります。ここ最近の金利上昇で「ユーロ建て金」価格も下落しており、買い手勢力が弱まっていると考えられます。中国などのアジア勢の実需は1,150ドル以下からか?

【東京金 日足】
 ドル円も一服しており、円安を背景にした上昇は海外安であっさり跳ね返されています。夜間立会いの安値4,683円はこの先下げが進むかどうかの分岐点。終値ベースでの割り込みが期待されます。本日の足は4,487円(4/27)から26日目になり変化に注意。

【東京白金 日足】
ベクトルは完全に下向き。ただ日柄は4,318円(4/27)から26日目。ここ数日で一旦戻しに入れるかどうか。

【東京原油 日足】
6/3の足で50,910円(5/8)を取りきれないことにより反落。もう一度下抜けトライの動きのように思います。47,140円(5/29)を取りきるとチャートは悪化し相応の下げも見込めますが、ここで取りきれないと大局の流れから上を意識していったほうがいいかもしれません。本日はOPEC総会です。

【東京とうもろこし 日足】
売り方にとって歯痒い展開になっています。天候も良好で作柄も順調、なのに相場はじりじり上昇。国内ファンド機関店からの大きな動きは見受けられずですが、海外はファンドの買戻しにより上昇していると推測されます。確かに今年はエルニーニョ発生の可能性が高まってはいるのですが、産地においての実害の報告はなく、進行中の天候相場を今の時期に織り込み済みとしてしまうのは時期尚早と考えます。ただテクニカル上では買いを示すものもあり判断は難しいところ。昨年は単収予想が10月に一時174.2busまで上方修正されており、現時点でそうなる可能性は否定できず、国内外のファンド売りが買い戻しを迫られるような強い材料がない限りは再び下値を試す可能性が高いと考えています。


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