2015年6月25日木曜日

ギリシャ不安まだ消えず

おはようございます。

ギリシャ支援協議の行く末にはまだ不安感が残っており、過度な楽観的な見方が一旦冷やされたかたちで米株式は反落。NYダウは-178.00ドルの17966.07ドル。ドル円は124円台を回復していたものの継続したドル買いは続かず123円台まで舞い戻っています。ギリシャ支援協議は月末期限を迎えるさなか、本日日本時間午後1時より再開され、夕方4時以降ギリシャチプラス首相、IMFラガルト専務理事、ECBドラギ総裁、欧州委員会ユンケル委員長の会合が再開されます。

【NY金 日足】
 3日続落。ギリシャ問題の安堵感から下落してきています。しかし、まだ完全にデフォルト回避しておらず、まだ下げ切れません。

【東京金 日足】
下抜けできなかった4650円台を再度試してきました。先日4750円まで戻った分、内容は悪化していると思われます。フロアポジションで見ると4700円台で売りにいった向きの短期利食いが出ておりまだもち合いの様相。下抜ければ4600円割れもみれそうですが・・・。

【東京白金 日足】
 安堵感の広がりで買われています。6月末まで下値更新なければ期末要因も乗り越え戻る動きになるかもしれませんが、一般の買い越しはかなり膨らんでおり追随する動きが出るかは疑問が残ります。

【東京原油 日足】
 横ばいが続いています。レンジの動きと決め込めばこんなわかりやすい相場もありませんが、もち合いはいづれどちらかに放れますので、細かいレンジ内で狙うよりはやはり抜け出した方向についていく作戦がいいと考えます。昨日発表のEIA原油在庫は-490万バレルと市場予想を上回る減少幅でしたが、相場の反応は見られず。次の材料が必要なようです。

【東京とうもろこし 日足】
雲を抜け出しています。しかし、国内外ともに期末要因からショートカバーが出ている模様でファンダメンタルズには大きな変化はないように思われます。作柄悪化懸念も一部に囁かれていますが本番は来月7月の受粉期。ここでポジション調整によりショートカバーが出ればまた受粉期の天候良化から売り妙味もあり、天候相場豊作織り込み済みと考えるのは時期尚早。


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