おはようございます。
遠くの空に雨雲がそびえています。蒸し暑い朝です。
ECBが政策金利、中銀預金金利の利下げを断行し、資産担保証券(ABS)とカバード債の購入の開始を発表。ただ国債購入などの量的緩和(QE)までには至らず。理事会内では反対意見もあったようですが、ドラギ総裁は実体経済への融資促進を目指してABS市場を活性化させる方針を示しました。
ECBの利下げがややサプライズであり、ユーロ安ドル高が進行。ドル円も昨日の黒田日銀総裁の円安容認ともとれる発言内容に輪をかけてドル高円安が進行し、今朝再び105円台を回復。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
「金」はNY安値更新。東京は結局、持ち合いの中。こちらにもサプライズの景気刺激策が欲しい。
本日は米雇用統計の発表。市場予想は、失業率6.1%、非農業部門雇用者数+23万人。昨日発表された民間のADP米全国雇用者数は+20万4000人で事前予想を下回っていました。昨日示されたISM非製造業景況指数が59.6と前月比でプラス。今年の4月以降、米国の景況指数は右肩上がりであり、雇用の回復もさらに改善されている見方は強いです。米国・ユーロ圏・日本の景気の先行きと金融政策の方向感の違いが浮き彫りになってきています。
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