朝から暑いです。ビールがおいしい季節ですが、本日も日中の暑さに注意。
昨晩はまず米ADP全国雇用者数は21万8000人の増加で予想の23万人増加を下回りました。しかし、その後の米4-6GDP速報値が前期比+4.0%で予想以上の回復を示し、米長期金利10年国債利回りは2.56%に急上昇。ドル円は4月以来の103円台まで上昇しています。
また、注目のFOMCでは、資産買取規模を予想通り月額100億ドル縮小。米GDPからすると、景気回復基調から早期利上げ観測も立ってきますが、イエレンFRB議長は会合後の声明で、労働市場には改善の余地が大きいと指摘し、依然として低金利政策が「相当な期間」維持される公算が大きいことを示唆する内容となっています。引き続き今後の経済指標が重要視されることに変わりはありません。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
【ドル円 日足(日銀発表)】
先般、申し上げたとおり、金融緩和縮小から利上げへの出口戦略については昨年6月からの一年で織り込んでいると思われます。価格的にも昨年6月末がここ一年の最安値であり、「金」は新たなステージを模索している段階ではないでしょうか。
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