大気が不安定な状態が連日続いています。雨雲が降りてきて雲のなかにいるようです。
昨晩、ウクライナ上空でマレーシア航空機が撃墜されたとの報道により株式市場はリスクオフ。ウクライナ政府は親ロシア派の反政府勢力によるものとしています。親ロシア派は関与を否定し、ウクライナ軍の誤爆と主張。またロシアがウクライナ反政府勢力に武器供与をしているとして米国が16日対ロシア制裁を強化していることもリスクオフの要因。
一方、中東イスラエルでもイスラエル軍がガザ地区に地上侵攻。限定的な作戦とのことですが、こちらも地政学リスクを高めています。
「NY金」は日本時間0:20~1:00の間に約20ドルの上昇。「東京金」では4382円から4232円の150円の下げに対して約50%の反発。押し目買いでの反発とみるか、半値戻りで戻り一杯とみるか、買い方・売り方双方の見方が分かれるところです。
【NY金 日足】
【東京金 日足】
チャート上では基準線付近で反発し、買い方が制空権を堅守した状態。一気に転換線上まで回復していきたいところ。売り方としてはこの転換線4307円付近からはまたアタマを押さえたいところです。フロアポジションは夜間立会いで新規売りにより売り越し枚数が増加しています。一般の手口は4300円で新規売り、それ以上になってから買い玉手仕舞い売りの手口が予想されます。しかし、今の状態は買い方優勢であり、押し目形成して一段高への動きになると考えます。
NY株はダウ・ナスダック・SP500が約1%の下げでVIX指数上昇。米10年債利回りは2.44%に低下。ETF保有残高は803.34トン。
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