おはようございます。
厳しい寒さも今日までで明日からはだいぶ暖かくなるようです。
昨晩からNY市場はサマータイムへと移行しています。
特に経済指標などはありませんでしたが、週末の米雇用統計や各国金融政策の方向性からややドル高円安傾向です。
商品市場はまちまちの展開。原油は中国の景気動向の懸念から大きく下落。また米農務省の需給報告を受けた穀物も下落しています。
【3/10発表 ICE Commitments of Traders Report~3/4現在~】
ロング ショート ネット
ブレント原油 246,239 93,352 152,887(前週比 +6,984)
[マネージドマネー]
マネージドマネー(主にCTA,CPO等ファンドの運用)の買い越しが4週連続の増加。
【3/10発表 USDA需給報告】
◎米国期末在庫(単位:100万ブッシェル)
今月発表 予想平均(レンジ) 前月発表
コーン 1,456 1,487(1,431~1,656) 1,481
大豆 145 141(125~150) 150
◎世界全体期末在庫(単位:100万トン)
今月発表 予想平均(レンジ) 前月発表
コーン 158.47 156.5(154.8~158.4) 157.30
大豆 70.64 71.5(69.5~74.0) 73.01
USDA需給報告では、「コーン」は米国の生産高はやや上方修正が予想されていたものの、下方修正される結果となりました。しかし逆に世界全体では下方修正されると見られていた期末在庫は予想平均の上限となる水準で上方修正されました。南米の生産が落ち込むなどなどの見通しが出ていたのですが懸念されるほどではなかったといったところでしょうか。
「コーン」は以前から指摘しているとおり、CFTCの投機筋ポジションが年明け以降大きく変化してきており、今回のUSDAで一服したのかもしれません。今月末には米四半期在庫、作付意向面積の発表もありますので、その前のポジション調整の動きだと考えられます。
今だ、ウクライナ情勢で高い水準を保っている「金」ですが、NYではMACDはデッドクロスして以降、下降し始めていますが、反対にドル高への動きとなり「東京金」は下値を支えられています。「NY金」は時間で調整してしまうのか?それとも価格で調整してくるのか?後者であれば、国内売り方も整理できる場面もありそうですが、前者で調整されてしまうと厳しい展開が続くこととなってしまいます。「東京金」MACDは彷徨い中です・・・。
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