2013年10月7日月曜日

金トレーダー3週連続強気!

10月4日(ブルームバーグ):金トレーダーは、3週連続で強気姿勢を示している。米国で一部の政府機関が17年ぶりに閉鎖された上に、債務上限の引き上げをめぐる協議が行き詰まり、資産の逃避先としての金の需要が高まるとの観測が強まった。




ブルームバーグが実施した調査では、18人が来週の金相場は上昇するとの見通しを示し、弱気姿勢を示したのは8人、中立姿勢は4人だった。3週連続での強気姿勢の優勢は7月以降で最長。米連邦準備制度理事会(FRB)が月間850億ドルの債券購入の規模縮小を予想外に見送ったことから、金相場は7-9月(第3四半期)に7.6%上げた。四半期ベースでは1年ぶりの上昇となった。



金ブローカー、シャープス・ピクスリー(ロンドン)のロス・ノーマン最高経営責任者(CEO)は「米政府機関の閉鎖はドル相場にとってはマイナス、金にとってはプラスに働くはずだ」と指摘。「米国がわれわれを苦境から救い出そうとしている。成長の主要な原動力が弱まれば世界経済は再び混乱する可能性がある」との見方を示した。



原題:Gold Traders Bullish a Third Week on U.S. Stalemate:Commodities(抜粋)



記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Nicholas Larkin nlarkin1@bloomberg.net



記事についてのエディターへの問い合わせ先:Claudia Carpenter ccarpenter2@bloomberg.net



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