ギリシャ国債の外国人保有比率は7割、イタリアが6割、スペイン・フランス・ドイツで5割。
日本は、自国内で借金をファイナンスできている。だから、借金の額自体は先進国で最悪だが、もし今後は借金を返せないということになっても、自国内で借金のファイナンスが行われているため、それが為替変動にはつながらない。
しかし、諸外国では5割以上を外国人投資家の資金でファイナンスしている。ひとたび、信用不安が起これば堰を切ったように逃げ出してしまうお金。
日本の銀行には運用に困るほどの金融資産が現預金(1500兆円)の形で口座に眠ったまま。そのほとんどがさしたる運用先が見つからないために、日本国債を買っているということ。
もちろん、このままではいずれ行き詰る(国内だけでファイナンスできなくなる)。それがヤバイということで、自民党から民主党に政権交代した。ドル嫌だ。でもユーロも嫌だ。将来性を考えると元を買いたい。だけど自由化されていない国の通貨は信じられない。であれば、資源国通貨のオーストラリアドルにしようかな?でも、東京都くらいのGDPしかないから受け皿が小さすぎるし流動性がない。目先、危機っぽいものがない円でも買うかっていうのが今の流れ。もちろんその先に金(GOLD)があるんですけど。
何より、日本には消費税の上げる余地がある。もちろんもっと無駄を省いてからだが。ヨーロッパではすでに10%~20%という高い税金システムとなっており、新たな財源をさらなる税金アップでは対応できない。そりゃ~円や金にお金が向かうわけだ
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