おつかれさまです。
今朝はロシアの穀物輸出禁止が話題でした。
低迷してる国内穀物市場で「小麦があればな~」と
活発な動きをうらやむ方も多いはず・・。
さてこの週末から週明けにかけ、注目は今晩発表の
米雇用統計と10日のFOMCです。
バーナンキFRB議長は追加金融緩和の可能性を
排除しない考えを示しており、動向が注目されます。
雇用統計で改善が明確に見られない場合、
何らかの処置をしてくる可能性があり、低金利の
長期化、デフレ懸念と商品市場にとっては下ブレ
材料となります。
《 東京金 》
総取組高 107790(-556) 出来高 31917
非当業者委託玉はほぼ変わらず。
他商品の動きが活発化してきて、この保ち合いを
嫌い石油や穀物に目が向き始めてきています。
仮にFOMCにおいて追加金融緩和がなされた場合
以前ならば低金利持続は買い材料となりましたが
現況での追加金融緩和は一層のデフレを招くことと
なり、金にとってはいい環境ではありません。
以前は 低金利 → 株高 → 商品高 → 金高
となりましたが、現在では
低金利 → デフレ → 企業業績悪化 → 商品
需要の低下 → 株安・債券高 というスパイラルに
陥っています。
石油、穀物などが引っ張ってくれなければまだ時間が
かかるかもしれません。
しかし、下値も以前からお伝えしているとおり、投機玉
ポジションは売りが一巡して身軽になっています。
機が熟すのを待ちます。
《 東京とうもろこし 》
ロシアの輸出停止はインパクトがありますが、材料と
してはこれ以上のものはなかなか・・・。
12日にUSDAが控えています。
あまり躍らず冷静にまた買い場を探します。
来週一週間、私は盆休みをいただきます。
16日から出社をいたしますのでよろしくお願いします。
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