今朝日経一面に中国農業省の統計の記事が掲載されて
います。これによると今年1~6月で輸入量が輸出量を
約8000トン上回っているそうです。
私が学卒で入社した当時14年前、大相場がありました。
NHK特集で「誰が中国を養うか?」と題し輸入国に転じた
中国の需要拡大が叫ばれ記録的な期末在庫率をつけて
いたのを記憶しています。
今、ロシア、ウクライナなどで異常気象による小麦供給の
ダメージが深刻な問題となっていますが、これは世界的な
「ラニーニャ現象」の影響と言われています。
日本が夏を過ぎ秋口に入ってくるころ、南半球では春を
迎えアルゼンチンでとうもろこし、ブラジルで大豆、小麦は
オーストラリアで作付けシーズンに入ってきます。
今年は隠れた天候相場が続きそうです。
最近のシカゴでの大口投機玉の買いポジションの急激な
増加もこのへんの事情が背景にあるかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿