勢いではドイツ勝利とみていた人も多いかと思いますが、結果は0-1でスペインの勝利。実は出
来レースだったなんて話があるようです。
実はドイツはスペインに対し一番お金を貸し込んでいる。99年に通貨ユーロに加わって以来、お
金を借りるときの利息は、欧州中央銀行(ECB)が決める低めの金利に基づくことになった。一方
でインフレ率は高め。実質的にゼロ金利かマイナス金利になり、借りた方が得になる環境が生まれ
た。それにより住宅バブルの種がまかれた。 国内の預貯金では貸し付けはまかなえず、外国から
の借り入れが03年から増え始めた。09年末のスペインの国と民間に対する貸し付けでは、ドイツ
が2400億ドル(22兆円)とトップで、フランスが2200億ドル(20兆円)と続く。
スペインに勝たせて経済効果で景気を盛り上げさせて、お金を返してもらうために負けるので
は?なんて話が戦前からでていた。CDSは再度、危機的な水準になり国債は短期債が中心である
ため今年の償還額もハンパではない。ドイツに勝とうがW杯優勝しようが、そんなもので返せる借
金の額ではない。
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