週末に、GSがBP問題を予想していたことについて指摘したが
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http://okachi5.blogspot.com/2010/06/bp.html
アメリカの原油採掘施設や石油精製施設は、老朽化が酷い。なぜなら、新たな設備投資をしないからである。
理由は簡単。第1次オイルショックや第2次オイルショック時のように、一瞬だげ原油が高くその時に莫大な資金を設備投資にまわし原油暴落となれば、大変なことである。確かに、21世紀は資源の時代といわれ、当時と今では全然違うが、当時も当時でオイルピーク説が喧伝され、資源はなくなるみたいな話がでてきて、それに後押しされるように莫大な資金を設備投資にまわし、その後20年以上原油は、1バレル=10ドル台で推移していた。
上のようなことがあり、なかなかオイルメジャーは重い腰を動かそうとはしない。しかも、エコ社会とともに新しいエネルギーが開発され、石油から電気になりつつある。充電技術の遅れにより、今すぐに全てが電気エネルギーへと変われるわけではないが、オイルメジャーにとっては莫大な資金を原油採掘量増加や石油精製技術の向上化を狙った設備投資へは振り向けられない。
よって今回のような事故が起こってしまった。規模はここまでじゃなくても、実は頻繁に石油関連施設の事故は起きている。
老いる業界(オイル業界)はこのまま老いるばかりで危険。
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