ギリシャとドイツの10年債利回り格差は、一時10%近くまで拡大したが、4%台まで落ちついた。先日、ECBが格付け会社による格下げによりジャンク債化(投資不適格)したギリシャ国債を、買い取るとしたからである。それにより、ギリシャの利回りが落ちつき、ドイツとの格差も4%台まで落ちつきを取り戻してきた。
これにより、ユーロ圏の不安は払拭されユーロ安にも歯止めがと思っていたら戻らない。理由として考えられるのは、
① ギリシャ・ポルトガル・スペインなどが、財政再建策を打ち出しているが、本当にできるの?
② ECBの出口戦略が当面先延びになったことにより、緩和策が継続されユーロはジャブジャブとなり、ユーロの価値の低下。
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