2010年4月30日金曜日

フェイシス・オブ・アメリカ

 先日、アメリカでは国勢調査をやっていた。なんと1790年からやっているとか。1776年にアメリカは独立しているので、そのすぐ後からである。この調査で書くことは、人種や元々どこの国から来たのかを書くそうです。200年の記録が残っている。なんと、最近わかったことでオバマ大統領とブラット・ピットが同じ祖先だったそうです。
 
 アメリカではPBSという公共放送がある。そこで放映された番組が、このブログのタイトルであるフェイシス・オブ・アメリカである。アメリカでは今、とても話題になっているそうです。

 番組の内容は12人の有名なアメリカ人が出てくる。そしてこの人たちの先祖を辿るというもの。1、まず国勢調査で自己申告をし、2、次に税金の記録を調べる。なぜ、税金の記録を調べるのかというと、黒人系の人達は奴隷だったので、資産として売買されていた記録がありルーツ探れるのである。3、移民系の人達の記録は、自由の女神の下にあるエリス島という島にあるそうです。昔ここには移民局があったからです。ヨーロッパからアメリカに移民として入る場合は、ここで手続きをしていたので記録が残っている。そして、元々いた国に行きルーツを探る。4、そして1~3でも分からない場合は、科学的な分析をするという内容なんです。

 この番組で面白かったのは、エリザベス・アレクザンダーという出演者がいるのですが、この人オバマ大統領の就任式で詩を読んだアフリカ系アメリカ人の黒人。黒人の文学などを研究している学者なんです。もちろん本人は黒人だと思っていて、黒人として様々な論評をしてきたが、DNA鑑定をしたらルーツが白人で黒人の血は最近混ざったということが判明。見た目は黒人だが、DNAや血は白人だったということは他にもたくさんあるそうです。もちろんその逆も。

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