2010年8月25日水曜日

7月米中古販売件数

一番上は、7月の米国住宅販売件数。3月の金融緩和策終了と共に。これがアメリカの実情。景気刺激策ならぬ、金融緩和策がないと生きていけない。生命維持装置をはずしたとたん。

真ん中のチャートは、米国10年物国債の利回り。長期金利の指標で、住宅金利にも影響する金利。2.5%ととても低い水準にある。「新築の家は手が出せないから、中古で安い家を購入しようかな。金利も低くてチャンスだし」ともならない。しかも、ローンを支払えなくなって差し押さえられた物件が、地方銀行に不良債権化した状態でたくさんあり、相当なディスカウントで販売されてるだろうに売れない。ちなみに、米国地方銀行倒産件数は、先週末時点で118行。去年の140行ペースを遥かに凌ぐペース。明日の新規住宅販売件数はどうなっちゃうのかな?

そして、一番下のグラフは、新規失業保険受給者数。一旦落ち着きを見せていたが、3月の金融緩和策終了と共に下げ(失業保険受給者減少)どまり、最近ではまた上げ(失業保険受給者増加)だしている。やはりダブルディップなのでは

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