2010年2月23日火曜日

賛否両論

 スノーボード、ハーフパイプ日本代表の国母和宏選手(東海大)の服装問題。日本代表として恥ずかしいとか、私服じゃないんだからちゃんとしてほしいなど、若者からもこのような意見が聞かれたとのこと。

 元々スノーボードはサーフィンやスケートボードを雪山でも、といった楽しみ方をされていたが、既にスキー場という娯楽施設が整備されていたため、その環境にも適応すべくスキー製造技術を取り入れていって今のかたちになった。

 今回の騒動でスポーツライターの小林信也さんがこんなことをおっしゃっていました。元々、スノーボードはオリンピック競技には向かないと。いかに気持ちよく滑り、いかにかっこよくトリッキーなメイクをキメるのかを主にしているので、自己満の世界。それを最近人気になってきたスポーツだからといって前回のオリンピックから、オリンピック種目にした。世界のスノーボーダーでは、選手として選ばれた人が辞退している人もいるそうです。自分たちのスタイルには合わないと。オリンピック競技に選ばれて、普段のスタイルでいたら、「何だその服装は」となってしまった。例えるなら、数字が取れなくなったNHKが紅白に、最近HIP HOPっていうのが若者に流行ってるからHIP HOPグループを出場させたら「何だその服装は」・「何だその髪型は」と言っているようなものだと。

 

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