何もできない一週間

おはようございます。
関東も梅雨明けし、猛暑が続きます。

ＥＣＢでは政策金利を現状を維持されました。「少なくとも年内」は資産買い入れを実施していくことで早期引き締め観測が後退して安心感が広がっています。米株式はハイテク株が堅調。ＮＹダウは前日比28.97ドル安の21611.78ドルと小反落でしたが、ハイテク株中心のナスダック総合指数は10営業日連続高の6390.00ﾎﾟｲﾝﾄで3日連続史上最高値を更新。ドル円は方向感出ず112円台近辺。ＥＣＢでは緩和継続がアナウンスされましたが、来年以降の方針を「秋に議論する」としたことで根強く緩和縮小への観測も残っており「ユーロ買い」が進みました。米長期金利は小動き。米10年国債利回りは2.26％。


米ＦＥＤウォッチは追加利上げ予想7月3.1％、9月8.2％、12月47.0％、3月46.9％。


【ＮＹ金　日足】

 ＥＣＢでは年内緩和策継続で早期の引き締め観測が後退、また来年以降の金融政策の方針を「秋に議論」することでユーロ高ドル安の動きとなり堅調推移。取組高は1,210ドル台から若干減り始めているのでショートカバー主導の動きが続いていると見られます。ただ新規に買う動きには至ってはいないようでＳＰＤＲ金ＥＴＦ残高の減少傾向からも反発の動きはまだありません。遅行線が実線に交差してきますが1,250ドルを挟んだ持ち合いが2週間ほどあり抵抗になりそう。予想レンジは1,260～1,230ドル。


【東京金　日足】

国内でも遅行線が実線の持ち合いレンジに交わってきます。しばらくこのレンジの推移か。予想レンジは4,490～4,440円。


【東京白金　日足】

 昨日は南ア中央銀行（ＳＡＲＢ）が予想外の利下げを発表。インフレ圧力の低下から景気てこ入れの動き。ランド安は生産意欲の向上につながりますが、現在の南ア鉱山会社にその余力があるかどうかを考えれば影響は限定的。持ち合いを抜け出すきっかけにはなれず・・・。予想レンジは3,350～3,300円。


【東京ドバイ原油　日足】

 目新しい材料がありません。持ち合いの様相。予想レンジは35,500～33,500円。


【東京ゴム　日足】

全国営業倉庫在庫は5月以降毎旬1,000トンを越える入庫が続いています。先安観はなくモノが動いている印象。今月初め中国自動車販売が伸びていましたが、年後半は自動車取得税の減税が来年以降元の税率に引き戻されるため、駆け込み需要からも販売台数が伸びてくると考えられます。しばらく押し目買いの方針。


【東京とうもろこし　日足】

産地気温は来週やや下がる予報ですが、悪化傾向にある作柄がどうなっているのかが来週の焦点になってきそうです。

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